
2020年11月4日(水)に、函館短期大学付設調理製菓専門学校で行われた「郷土料理コンクール」で、「子ども海藻大使」が審査員を務めました。
「郷土料理コンクール」は、全日本司厨士協会函館支部、日本中国料理協会函館支部、海藻活用研究会が主催。食の地産地消の推進と地域の食文化の発展と若手料理人の技術、知識の向上を目的に、毎年11月に開催されています(郷土料理研究会と同時開催)。2020年の出題食材は「ブリと松前産青海苔」で、洋食と中華合わせて13名が腕を競い合いました。

作品は洋食と中華合わせて13作品あり、子ども海藻大使の審査時間は15分でした。
子どもたちの視点で、見た目と味を評価しました。
子ども海藻大使から審査員をやってみての感想をいただきました!
「審査員をやったことがなかったので緊張したけれど、やってみたらすごく楽しかった。アオノリが入った餃子など、いつも食べられない料理を食べられたし、料理の見た目もおもしろくて楽しかった。」
「普段は食べられないアオノリのソースとか、パイとブリの珍しい組み合わせが見られて楽しかった。料理の審査員をやってみたかったのでやれてよかった。ありがとうございました。」

そして、子ども海藻大使賞に選ばれたのは「中国料理 李太白 苫谷龍太郎さん」の「鰤の角煮と青のりを使用した点心」です。おめでとうございます!
「まさか自分が受賞するとは思わなかったし、初受賞ということもありとても驚いている。函館の未来を担う子ども海藻大使に選んでもらったことを胸に料理人としての道を進んでいきたい。」と苫谷さん。

ブリは角煮にされていました。海老餃子は、皮とタネにアオノリが使用されたので、香り豊かな作品に仕上がっていました。
また、この日最高賞である函館市長賞を受賞したお二人から、アオノリを使ってみての感想を頂戴しました。
「アオノリは、磯の香りが良く、色も鮮やかで、今回使ってみてとても好きな食材だと思いました」
「アオノリは、色が鮮やか、風味もよくて使い勝手のいい食材。卵に入れても色が綺麗だし、炒め物など何の料理にも合う」

函館の若手料理人の皆さんと記念写真を撮りました!お疲れ様でした。