函館朝市で、海や魚について楽しく学習♪ 小型水槽を巡るスタンプラリー(実施レポート) [2019年08月16日(Fri)]
はこだて海の教室実行委員会は、7月15日〜8月15日の約1か月間、函館朝市にて「小型水槽を巡るスタンプラリー」を実施。函館市内の小学生や保護者の方々、観光で函館朝市にいらした方など、のべ3068名が参加しました。期間中の様子をレポートします。 ![]() ゴールして喜ぶご家族 ![]() 今回、私たちは函館朝市の5か所にテーマに基づく小型水槽を設置しました。 その一つ、「北海道大学水産学部の研究」には、海水にくらすイトウを展示しました。イトウというと淡水のイメージがありますが、実は一生のうちで何度も川と海を行き来する魚です。海水で飼育したほうが大きく育つため、養殖技術の研究のために、北大にて海水での飼育を行っているそうです。 水槽の左側に説明版を設置(日本語に加え、英語、中国語も表示)。右側には、説明に関連したクイズとスタンプラリーの台。クイズに答えた後、スタンプラリー台紙にスタンプを押してもらうルールです。 ![]() 小型水槽のひとつ。テーマ「北海道大学水産学部の研究」 ![]() スタンプを押す子どもたち ![]() テーマ「魚の学習行動〜イシダイの輪くぐり」の水槽には、魚の中で大変頭がいいと言われるイシダイを展示。輪くぐりのショーも行いました。 ![]() ![]() 子どもたちに人気だったのが「魚のかたち〜カレイとヒラメのちがい」水槽。じっくり見比べるのは初めてという子ばかりで、みんな興味津々。釣りが得意なお父さんが熱心に解説する様子も見られました。 ![]() ![]() テーマ「朝市お魚ようちえん」水槽では、ハゼの仲間ドロメを、成長日記とともに展示。7月13日に体長4.2cmだったドロメが、1か月で1cm以上大きくなりました。中には、卵をかかえたお母さんドロメも出現。小さな水槽に広がる海の生き物の世界を、子どもたちは興味深く観察してくれました。 ![]() ![]() テーマ「ぼく&わたしたちが採集した函館の魚」水槽では、採集イベントの時の動画を上映。「海の生き物たちのためにも、海をきれいにしたい」というメッセージを伝えました。 ↓動画(クリックすると再生します) ![]() 5か所の小型水槽を全て見学し、ゴールのメイン水槽のところで景品のポストカードをゲットした皆さん。函館市内はもちろん、日本全国・世界各国の方々が、魚や海について楽しく学びました! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【今後の函館朝市ミニ水族館について】 夏休み特別企画は終了しましたが、函館朝市ミニ水族館は今後も継続して海水魚の展示をします。 8月16日現在、18種類の魚が、皆さんのお越しをお待ちしています。展示する海水魚は少しづつ変わっていきますので、ぜひ、函館朝市ミニ水族館に遊びに来てください! ![]() === はこだて海の教室 ⇒イベント公式サイトはこちら |