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7月21日「水族館飼育員体験講座」イベントレポート [2019年07月31日(Wed)]
 
2019年7月21日、イベント「水族館飼育員体験講座」を函館朝市にて開催しました。

「はこだて海の教室〜海と日本PROJECT〜」では、函館朝市において、子どもたちと一緒にミニ水族館を創っています。今日は参加者のみんなが水族館の飼育員になって、お魚たちの世話をします。


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飼育員は、見に来てくれたお客さんを楽しませることもお仕事。最初の体験は「イシダイの輪くぐりショー」です。イシダイは頭が良くて好奇心もおう盛な魚。輪っかが危険なものではないこと、輪をくぐったら食べ物がもらえる事を覚えると、自分から輪をくぐるようになります。
 
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さあ、上手に輪をくぐれたら、みんなで拍手! エサをあげましょう。こんなふうに、イシダイに輪くぐりを覚えてもらうんだね!
 
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魚たちが水槽で元気に暮らすための環境を整えます。水がきれいであること、魚が元々生活している海と同じ温度、そして適度な量のエサ、休んだり隠れたりする場所が必要な魚もいます。
 
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子どもたちは4つある水槽の担当に分かれて、魚のお世話を体験しました。
まずは水の温度を確認。岩場の水槽は17.3℃に設定しています。次にpH試験紙を使って水の酸性・アルカリ性を測定、記録します。海の水はもともと弱アルカリ性ですが、水が汚れるとだんだん酸性になるのでチェックが必要なのです。

 
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水族館に来てくれたお客さんが魚をよく観察できるように、水槽のくもりをふき取ります。
 
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エサは少しずつ、魚たちが食べているか様子を見ながら与えます。もし食べ残してしまったら、水が汚れる原因になるので片付けないといけません。
 
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あっ! ちゃんと食べてくれたね!
 
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今回の講座では、魚の体型と泳ぎ方の関係、好む深さや地形の違いなど、魚の種類によってさまざまであることを学びました。いか釣り堀ひろばにある4つの水槽も、中にいる魚に合わせて環境を変えているんだね。
 
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最後に、海のゴミ問題について学習しました。このままでは海に漂うゴミが、魚の数より多くなってしまうかもしれないんです。私たちが陸上でゴミをポイ捨てしてしまうと、いずれは海を汚すことにつながるんだ。
 
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みんなで海を守るためのメッセージカードを書きました。カードは今後、函館朝市内に掲示します。
 
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講座に参加してくれた子どもたち。みんなで力を合わせて、海を未来につなげよう!
 
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はこだて海の教室
⇒イベント公式サイトはこちら


 
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