6月30日「親子で挑戦!海の生き物採集」イベントレポート [2019年07月04日(Thu)]
「はこだて海の教室〜海と日本PROJECT〜」は、2019年6月30日にイベント「親子で挑戦!海の生き物採集」を住吉漁港と付近の海岸にて開催しました。 はこだて海の教室では函館朝市の「えきに市場活いか釣堀ひろば」に、子どもたちと一緒にミニ水族館を創っています。今日は海辺の生き物がどのような環境で暮らしているか観察したり、ミニ水族館の水槽に入れる生き物を採集します。 ![]() まずは安全のため、ライフジャケットを正しく装着しましょう。 ![]() 菊池先生から今日することの説明です。前半は岩場でカニやヤドカリ、貝などを捕まえます。水の浅い場所で石をひっくり返すと見つかることが多いです。足下は岩がゴツゴツしていたり不安定なので、転んでケガをしないようにゆっくりと動いてください。バケツはお父さん、お母さんが持ってあげてくださいね。 ![]() それでは生き物探しのスタートです。 ![]() 巻き貝(クボガイ)を見つけました。 ![]() 菊池先生が魚をつかまえようとしています。しかし逃げられてしましました、残念! ![]() 「カニ捕まえたよ!」 ![]() 甲羅の長さが4センチくらいでハサミが白っぽいカニ。 「今日見た中で一番大きいかも!これは何ていうカニ?」「これはイソガニだね」 ![]() 岩場での採集の後はゴミ拾いをました。ペットボトルなどのプラスチック容器、壊れた釣り道具など、海岸には色々なものが落ちています。近年は海中にただよう「マイクロプラスチック」の害も明らかになってきています。海のゴミの問題は、これからもみんなで考えていきましょう。 ![]() 後半は住吉漁港の堤防内で釣りをしました。 まずは釣りざおの使い方から教わります。 ![]() エサの付け方の講習。 今回の釣りエサはオキアミとイソメ。オキアミの形が釣り針のカーブに沿うように頭から刺していきます。針が全部隠れるように刺せたら完成です。 ![]() ![]() ミミズみたいな海の生き物「イソメ」に興味津々の様子。「なんだか、かわいいかも…」 ![]() 「ガヤ」など岩場の魚は岸壁のすぐ近くを泳いでいるので、足下を狙って糸を垂らしましょう。 ![]() 経験者の子ども達は、投げ釣りもやってみます。住吉漁港ではカレイなどが釣れるそうです。 ![]() 「オキアミでやってみる!(イソメはまだ難しいかな…)」エサを自分で付けられるように練習しています。 ![]() 釣れるかな…? ![]() みなさんお疲れさまでした。つかまえたカニなどの生き物は、今後ミニ水族館の水槽に展示します。今回は残念ながらお魚を捕まえることができませんでしたが、もし興味を持ったら今後も海岸での生き物探しや釣りに挑戦してみてください。 そのときは、漁師さんなど海で働く人の迷惑にならないようにすること、密漁になるものはとらないこと、ゴミを捨てないことなど、ルールを守って遊んでくださいね! ![]() →はこだて海の教室 イベント公式サイトはこちら |