6月16日「水槽立ち上げ体験講座」イベントレポート [2019年06月19日(Wed)]
「はこだて海の教室〜海と日本PROJECT〜」は、2019年6月16日にイベント「水槽立ち上げ体験講座」を函館朝市にて開催しました。 はこだて海の教室では函館朝市の「えきに市場活いか釣堀ひろば」に、子どもたちと一緒にミニ水族館を創ります。今日はその準備として、函館の海の中がどんな様子になっているかを学んで、それをみんなの手で水槽に再現します。 ![]() 最初に菊池先生が解説。「函館の海の地形はおもに、岩場と砂地に分けられます。海の中にはどのようなものが見えて、どんな生き物が住んでいるかな?」 ![]() 水中ドローンを使って函館港の海中を観察する予定でしたが、この日はあいにくの雨模様。事前に撮影した映像を使って解説します。初めて見る水中ドローンに、みんな興味津々。海中撮影に協力してくれたのは、普段はサケ科魚類の行動生態学を研究している黒田先生です。 ![]() 函館港の岸壁を映した動画です。「岸壁に海藻やホヤが付いていて…ほら今、魚が見えたね!これはクジメかな」 「海の中にはゴミがたくさん落ちているよ…。みんなで海を守ろうね!」 ![]() 映像で見た函館の海中を、これから水槽に再現します。みんなで岩や海藻、貝殻を水槽に配置しよう。 ![]() ここで水槽作りのテクニックを紹介。「大きな岩を奥に、小さな石は手前に置きます。そうすると水槽の中に立体感が出て広く見えるし、お魚も見やすくなります。」 まずは岩を大きさの違いで分けよう! ![]() 海藻がついた岩は、磯の香りが強いね。 「うわーすごい匂い!」「僕は平気!」 ![]() ![]() 大きな岩はとっても重いので、先生にお願い。 ![]() 海の中には貝殻も落ちていたね。カキは大きな岩や岩壁にくっついているので、水槽の端に置こう。 ![]() ![]() こうして水槽に、海中の様子を再現できました! 水質や微生物など水槽内の環境が落ち着くのを待って、お魚たちを迎えます。 ![]() ![]() ここでお魚たちを見るのが待ち遠しいね。7月15日のオープンをお楽しみに! お疲れさまでした! ![]() ⇒イベント「はこだて海の教室」公式サイトはこちら |