
11月16日(金)札幌で行われた”市民活動中間支援センター研修会”に参加してきました!
先月は池田・金濱スタッフの二人が「NPOマネジメント」について学んできましたが、(その様子は
こちらから)
今回の内容は、「会議の進め方」!!
講師は、”
NPOファシリテーションきたのわ”の代表 宮本奏さんと溝渕清彦さん。
地域やさまざまな組織の中で毎日のように会議は開かれ、規模の大きさや目的もさまざまです。
皆さんもこれまでにたくさんの会議に参加してきたと思いますが、今その会議やチーム活動で注目されているのが、「ファシリテーション」という役割です。
「ファシリテーション」とは、、、
意見交換(会議)やチーム活動でメンバーの主体性を引出し、より効果的に、だれもが納得のいく結論に到達することを促進する技法のこと。
今回の研修では、
今まで経験した会議を振り返り、また実際に会議を観察することでたくさんの気づきが出てきます。それをもとに、「ファシリテーション」の主なスキルを学び、最後には会議の進行役に挑戦!グループ内で役割を変えながら、会議を3回行いました!
実践的な研修を通して、理想の会議に近づける方法を学びましたよ〜!
〜研修の様子〜
〇今まで経験した「困った会議」と「理想の会議」


☆みんなが納得のいく過程で議論ができたかどうか、またその過程の中で結論が出たかどうか、どちらも必要です。
〇会議を観察しよう
「有給スタッフを雇うには?」というテーマのもと、進行役(ファシリテーター)・書記(グラフィッカー)の動きに注目して、会議全体の流れを観察!
☆外から会議を観察、はじめての経験でたくさんの気づきがありました!
〇共有・発散・収束・決定
「共有」目的や目標、参加者やスケジュールをみんなで確認
「発散」会議の目標を達するために、できるだけ多く情報や意見を出し合う
「収束」出し合った情報や意見を、抜けや漏れがないよう整理
「決定」整理したものの中から選び、合意を得る
☆特に発散・収束の時間を分ける!これが曖昧になると、意見を出しても否定されたり、意見が出なくなって困った会議になります。収束の際には、書記(グラフィッカー)の役割が大切です。
〇会議の進行にチャレンジ
4つのチームに分かれ、全体ファシリテーター・ファシリテーター・グラフィッカー・タイムキーパーと役割替え、3回の会議にチャレンジ!
☆地域でこういったワークショップをやる際に必要な「全体ファシリテーター」全体進行やまとめ方など、とても参考になりました!
今回の研修での気づきや「ファシリテーション」という役割を体験したことで、今までとは違った視点で今後の会議に挑めることが嬉しいです。
今後、サークルや団体・地域の方など、世代や環境の違う方々と一緒に何かを考える機会も増えると思います。
意見はみんな違って当たり前、会議ではその違う人たちが集まることで、何か新しいものが生まれたり、発見があるからこそ集まった意味がある、と改めて感じました。
「ファシリテーション」これからも実践を通し勉強していきます!
スタッフ むかいひら