科学祭プレイベント「サイエンストーク」が行われました! [2016年08月03日(Wed)]
今年も8月20日~28日にかけて行われますはこだて国際科学祭2016のプレイベントとして、7月30日(土)に青年センター会議室にて「サイエンストーク」が行われました。 午前中は道南の高校生たちによる研究発表会でした!発表校は遺愛女子中学高等学校地学部、函館大学付属柏稜高等学校理科研究部、北海道大野農業高等学校農業科、北海道函館水産高等学校水産食品科です。 発表テーマは「ひかりのまち・函館」で星空マップをつくる、Hakuryo methodを用いたビタミンB₂の定量、エコフィード、チョウザメ活用による6次産業化のために~専門高校Progressiveプロジェクト~と様々な分野に渡る発表会となりました。 全体的な研究内容・成果として非常にレベルの高い研究で、現在実際に大学で研究に携わっている僕ですがとても感服させられました!どの研究もいい意味で高校生らしくない、おもしろく素晴らしいものばかりでした!中には、特許を取ったらいいのでは・・・?なんて立派な研究成果を発表する学生もいたのでこれからがとても楽しみになりました。 また、どの研究でも道南、函館といった地元、地域志向がしっかりとしており、科学を地域に根付かせていきたいという目標が挙げられていたこともとても素晴らしいなと感じました。 ですが、根っからの文系でまったくの素人として聞いていた僕としては、発表のしかたについてはまだ少し初々しく高校生らしい部分も垣間見られるものだったと感じました。ユーモアを交えて雰囲気を柔らかくしたり、とても丁寧な言葉づかいをだったりと発表上手な子もいましたが、今回の研究発表会は一般公開であるということもあり、もう少し素人が聞いてもわかりやすいように用語の解説や大衆的な例えを取り入れた発表になるとよりキャッチ―な聞いていてもっとおもしろいものになるかなと思いました。 このように、若い時から科学が好きになっていろいろな経験をできるのはとてもすてきな事だと思います。今回発表を行った高校生のみなさんの将来がとても楽しみであるとともに、もっとこういった子たちが増えてくれるといいですね。 また、午後は参加者のみなさんでワークショップを行っていました。こちらもいい機会になったのではないかと思います! 発表を行った高校生のみなさんおつかれさまでした! はこだて国際科学祭2016は8月20日(土)〜28日(日)まで函館市内及び近郊で行われ、プレイベントは7月23日(土)〜8月14日(日)まで行われます。 ※青年センターにイベントのパンフレットとうちわを設置していますのでどうぞご自由にお取りください。 今年のテーマは「海を食べよう 津軽海峡で考える、食のいま。」です!科学がより身近に感じられるようになるイベントですのでぜひ足を運んでみてください♪ アルバイトスタッフむらかみ |