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若者の意見交換会 [2013年07月01日(Mon)]
みなさんこんにちは!
青年センターで実習体験をしました藤村です。
6/30に行われました若者の意見交換会「函館の交通を考える」について参加してきたので報告させていただきます。

本題に入る前にまず、なぜ今回このような場が設けられることになったのかという経緯を説明したいと思います!

昨年度の函館市成人祭でキャラクター選挙が行われたことは、みなさんご存知でしょうか?
函館のご当地キャラであるGO太くん、イカール星人、クロンがそれぞれ公約を掲げ、
それを市に提案すると約束した上で模擬選挙を行い、イカール星人が見事に当選しました!!
そのイカール星人の公約が「函館の交通アクセスの充実」というものでした。

では具体的にはどのような案があるのか?

ということで前回第一回目の「交通アクセスの意見交換」が行われ、
そこで出た課題が“若者の実態を知る”ということだったので
今回は函館の学生を集め、若者「交通アクセス」による意見交換会を行いました!函館市企画部の交通担当の方と成人祭担当の教育委員会の方も同席されました。

これがその様子を撮った写真です!


130630-P1020410.jpg


意見交換では主に5つのことを軸として進んでいきました
@日常生活の行動。行く場所とその交通手段
A函館の街で不満に思うこと。
Bその不満をどうしたら改善できるのか
C改善した場合、自分たちの生活にどのような影響が出るか
D若者の実態調査をする場合の調査の仕方


最後のDだけ、え?何?と思う人もいるかもしれませんが安心してください!
全ては繋がっています!!!!

まず@でバイト、外食、家でのんびり・・・・という意見が多かったです^^

次のA!!ですがここでかなり活発な意見・不満が飛び交いました!
・交通の便が悪い
・マナーが悪い
・営業時間が短い
・除雪
・遊ぶ場所がない
・函館は変な自信があるetc

函館出身者の方も、それ以外の方からもたくさんの意見が集まりました。


そしてB!!その不満をどうしたら改善できるのか?
ここでも意見が色々と出ましたが、「バスの本数を増やす」「イオンを建ててしまう」等他人任せの改善策では?という指摘も受けました。


それも踏まえた上でCが大切になってきます。
改善した場合、自分たちの生活にどのような影響及ぼすのか?
すごーく簡単に言ってしまうと、
「じゃあ、この不満が全部解消されたら
あなたはもっと函館で遊びますか?就職なども函館に残りますか?」ってことです。


市としてはただ単に「やりたい」という意見だけではそれを実現させることはできません!
本当に需要があるのか?
それをやることによって本当に函館は良くなるのか?
ここが重要になってきます。なのでまずこの場にいる若者に、
不満が解消されたらどうなるのか?もっと外で遊ぶのか?その時に使う金額は?
など具体的な意見を言い合いました!


公共交通の便が良くなり、本数も増えるのなら利用する!!西部地区にいきたい!!という意見が多かったです。
確かに大学、特に未来大から西部地区は遠く
車を持っていない学生にとって西部地区は行ってみたいけれど遠いしバスの時間を調べたりなんだり・・・・
というように気軽に行ける場所ではないですね。

それが解消されるのなら、どんどん利用する!!
という意見がたくさんでした。

写真は意見をまとめてホワイトボードに貼り付けている様子です。

130630-P1020414.jpg


そしてそれにプラスして、どのくらいの頻度で遊び、どのくらいのお金を使うのか、では
週2〜3回で金額は3〜4000円
というのが大半でした。

そしてこの統計は最後のDにも大きく関わってきます!
行政の特徴としては先にも少し触れたように「本当に需要のあるものやる」ということです。
そこで出てきた問題は前回の意見交換会でもでてきたものと同様に
「若者は本当にこれを求めているのか?」という裏づけがないということです。


このような意見交換での意見を埋もらせるのは勿体無い!!!!と市側も考えてくれています。
しかし実現するとなると、やはり本当にそれは使える意見なのか、需要はあるのか?というのが大切です。

そのためにも、実態調査はどのようなものがより効果的なのか???
が大きな課題となるので最後に話し合いました。繋がりましたね!笑
これも色々な意見が出ましたが次回の話し合いに向けては
「一般的な○○大生」のモデルを作るということです。
たとえば未来大モデルなら
みんなPCを持ち歩いている/車を持っている/山から出ない

等というような、あくまで平均的な○○大学生のモデルを作ることで
大学生の動向を調査するというものです。
これは大学生だけでなく、40代函館市在住男性、というように他の実態調査にも使える!!!

ということで次回はこの○○大学生平均モデルを作り、
それについて話し合うということで方向性が固まりました!!


少し長くなってしまいましたがここで紹介した以外にも様々な意見が出て
この意見交換会は大変有意義なものになりました。
みなさんも、興味が無くてもこのような場は自分の世界を広がるきっかけになると思うので
見かけたら、誘われたら是非参加していただけたら良いと思います!!
おススメです!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。


実習生 藤村