東京に視察に行ってきました!(b-lab編) [2016年11月17日(Thu)]
センター長の仙石です。11月13日(日)は北海道新幹線に乗って東京に視察に行ってきたので報告します。 今回視察をお願いしたのは文京区青少年プラザb-labと代官山ティーンズクリエイティブです。子どもたちや中高生向けに居場所を提供している施設で、以前から見学したいと思っていて念願かないました!前者にはこの期間東京滞在中の古舘スタッフと伺いました。2回に分けてご紹介します。 b-labは認定NPO法人カタリバが運営しています。高校生の進路意欲を高めるために行うキャリア学習プログラムを全国各地で実施しています。 b-labは居場所とステージに重きをおいて運営し、中高生の秘密基地をキャッチフレーズにしています。社会の中で中高生が活躍できる場所を提供しています。 施設全体が開放感に包まれ、子どもたちの様子がスタッフの目に届くようになっていて、コミュニケーションが生まれやすい印象をうけました。そうすることで、目的を持ってくる子もいるし、そうでない子も混ざって利用できるんだと感じました。 施設内を見学させてもらいながら、機能や仕掛けているプログラムの説明をしてくださいました。 中高生にきてもらうために、学校へ配布する広報誌配布や口コミを活用しています。 あと、年1回各学校で実際にカタリバを実施しているため、高校生やその親御さんから信頼が熱いと感じましたし、カタリバのリソースの強さに改めて驚かされました。 ホールのスクリーンは嵐のライブDVD鑑賞が人気だそうです! それ以外はダンス、音楽、卓球での利用されることが多いとか。 壁面スケジュール表です。進行中のプロジェクトの他に、週2回勉強を教えてあげる時間を設定して、それらが掲示されています。 料理や工作ができる多目的スペースでは女子高生がキムチ鍋を作っていました!この日学校で行われる模擬試験に向けての気合入れ(?)だとか。 「部活」と銘打った14のb-labプロジェクトが進行中です。 子どもたちと卓球、ダーツ、家庭科、ビブリオバトル、フリーペーパー制作、装飾部、Dラーニングなどなど…スタッフが「これをやりたい」というものに対して中高生が参加します。多種多様なものを提供して受け取ってもらい、大人との架け橋があるのが素敵ですね!興味を持ったプロジェクトに付箋を貼ることができます。とにかく自由度が高い!今は「脱出ゲーム」のプログラム準備が熱いそうです!? まちライブラリーには中高生に役立つ本がズラリ…ビジネスマン必見の本や、息抜きのための漫画本や受験生のための赤本も!? 勉強できるスペースでは子どもたちがパソコンで進行中のプロジェクトの準備をしていたり、単純に自分が好きなものを作っていたり。自由度がとても高いです。 文京区教育センター内にb-labが設置されているので教育関係の他機能から子どもたちが流れてくることもあるとか…。教育センター内の空いている部屋(主に土日)は卓球や学習などで活用しているのに感動しました。施設機能のフル活用とはこのことですね! やはり、縦割りで支援するのではなく様々な機能が連携して子どもたちを支援する必要がありますね! ご案内いただいた白田さん、ありがとうございました! 次回は代官山ティーンズクリエイティブの視察をご報告します。 センター長 仙石 |