世界一の長寿である超高齢化社会を迎えた日本では、入院患者や在宅療養者の約4割が低栄養といわれています。では残り6割の人は健康かというと、中年期からの不健全な生活の積み重ねによって高血圧や糖尿病といった生活習慣病を患っているケースも多くあります。今後さまざまな疾病が誘発される可能性がある人は予防のためにも改善のために栄養管理が必要だといわれています。
特に在宅高齢者は、病院や施設など栄養管理が比較的行き届いた環境と違って自己管理が中心となるため、 栄養状態が悪化しても自覚症状が少ないと放置しがちです。第三者の目に付く以上に食事の不足に悩む高齢者や食べたくても食べられない高齢者が在宅には潜んでいると言われています。
人間の身体には「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」の三大栄養素が欠かせませんが、これらの摂取バランスがくずれて栄養不良になると、特に高齢者では以下のようなトラブルが循環しつつ起こりやすくます。
・運動量の減少⇔筋力・骨量の低下
・免疫機能や身体機能の低下⇔機能障害
・のどや顔の筋力の衰え⇔嚥下力低下
・むせや咳き込み経験による食事への恐怖心
・食事量の不足⇔脱水や低栄養
介護の現場からは「食事を食べてくれない」「栄養不足が心配だ」といった悩みがあります。
また、栄養摂取の必要性を感じていても実際にアクションを起こすまでには至らないケースも多くみられます。
食事量が少ないとき、手軽に栄養補給をしたいときに市販の栄養食品(流動食)や介護食を上手に活用すれば速やかに対応することができます。
70歳以上の男性⇒1,850Kcal、女性で1,450Kcal(生活の大部分を座位で過ごす静的な活動中心の場合)が、必要なエネルギーと言われています。しっかり栄養をとって、いつまでも元気に過ごせることができるよう上手に栄養食品を活用してみませんか?