烏帽子坑跡
[2011年04月12日(Tue)]

下の写真は烏帽子坑を撮影したものです。
烏帽子坑は明治30年、天草練炭株式会社が創業を始め、数年間採炭されたそうです。下須島西岸の海を隔てた「烏帽子瀬」に構築され、今も当時の姿をそのまま残している珍しい海底炭鉱跡です。牛深を中心とした天草南部炭田は、俗に「キラ炭」と呼ばれる無煙炭でカロリーが高く、配分は少なく揮発性が多かったので、当時の海軍省などの天草炭への期待は大きいものがあり、海底掘進という危険性を押して露頭する炭層の採炭に着手し出炭したそうですが、湧水等により数年間ほどで創業を中止したそうです。それ以降約110年の間、何十回もの台風が来襲し大波を受けたにも関わらず、赤土と松ヤニを混ぜて接着したとされるアーチ型の赤レンガの坑口もしっかりしており、今もその姿を見る事ができます。是非、牛深にお越しの際は見ていただきたいスポットの一つです。
また、ここでみる夕日は「日本夕日百選」にも選ばれており、秋から冬にかけての眺めは最高です。





