平成20年度熊本県地域支援体制構築等推進事業フォーラム
[2009年02月21日(Sat)]

期日:平成21年2月20日(金) 1時30分〜5時
会場:小川総合文化センター・ラポート
主催:熊本県健康福祉部高齢者支援総室
内容:平成20年度熊本県地域支援体制構築等推進事業フォーラム
認知症予防は、重度化してから受診・診断されることが多く、その後のケア、本人や家族の暮らしを困難にしている。認知症の早期受診には本人や周囲の理解などが不可欠である。そのためには、認知症への正しい理解の周知を図り、早期受診につなげる必要がある事を玉井先生は、福井県若狭市の先進的な取り組み状況を事例に話をして頂いた。2001年度からは脳機能評価・認知症重症度評価などを利用した新認知症予防戦略が開始され、2005年7月29日には、認知症になっても安心して暮らせる若桜町を目指して「プロジェクト若狭」が結成され、、認知症キャラバン・メイトやサポーター養成活動、認知症フォーラムが町ぐるみで展開されているという報告がなされました。
モデル地域事例報告として、山鹿市地域包括支援センター、益城町地域包括支援センターの報告がなされました。山鹿市では、既存のネットワークや資源の連携がない状態から「地域包括ケア体制」を構築する切り口としての「認知症支援」を目指し、@コーディネーターの配置(認知症ケアと地域づくり)A地域資源マップづくりB認知症ケアサポートC徘徊SOSネットワークの構築Dその他(もの忘れ相談、認知症高齢者ネットワーク、見守りネットワーク、センター方式事例検討会)を実施した。
益城町では、「安心してまよえる町・・・ましき」を目的に@地域資源マップ作成A徘徊SOSネットワーク構築B介護負担軽減として、介護者応援隊「いきぬこ〜会」の活動C認知症予防と早期発見としてキャラバン・メイトによる認知症サポーター養成講座開催や「物忘れチェックリスト作成」の取り組みなどが報告されました。
地域の認知症理解が認知症早期発見の仕組みを確立すると共に、認知症予防につながる。そして、地域と連携を取りながら、認知症になっても安心して暮らせるまちになるということを改めて実感する事ができました。
南風ん風の取り組みとして、まだ、島の方々の認知症に対する理解が低い。このままでは、重度化して、本人や家族との暮らしを困難にさせてしまうのではないかと危惧されます。
地域の認知症理解を深める為にも、もっと南風ん風を地域に開放するとともに、地域に向けた介護予防講習会の開催などを行い、職員自らが、地域に認知症に対する理解を広げる運動をしていかねばならないと感じました。
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