ワークショップ、セミナー報告
[2009年12月31日(Thu)]
今年もいよいよ一日のみとなりました。
遅くなりましたが、11月、12月に開催した「日英深海ワークショップ」「HADEEPオープンセミナー」の報告をお届けします。
「日英深海ワークショップ」は、11月17日、アバディーン大学の共同研究者も出席のもと開催されました。
アバディーン大学からは、現在までの3年半におよぶHADEEP研究および航海について報告がありました。今更ながら、HADEEPが貢献した深海生物の生態研究の発展を知り、ちょっと感激でした。
シンカイクサウオについての発表風景
「オープンセミナー」では、PD2名による発表がありました。ジェンキンスロバートさんから「化学合成生態系の進化」への興味が研究のモチベーションであること。北沢公太さんからは、「深海から発見された『生きている化石』ウミユリの希少種」について、ウミユリの美しい写真とともに、お話をうかがいました。
来年も早々に今年度の新人PDによるオープンセミナーを開催する予定です。
いろいろございましたが、ことしも無事に研究を続けることができました。これからも皆様に深海を紹介するための活動を続けていきたいと思います。
今まで同様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
HADEEPスタッフ一同