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修士論文「タイにおける障害者運動の展開」
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今度の早稲田大学での講義 [2009年06月30日(Tue)]
日本財団ブログマガジンで、吉田君の第一回講義の様子が報告されてます。
今日が第二回目で「伝統医療について」
来週の7月7日。いよいよ私の出番ですロケット
なんか、誰でも来れるみたい。

明晴学園(ベトナム政府視察団に同行して) [2009年06月29日(Mon)]
6月25日。ベトナム政府に同行して明晴学園を視察しました。
明晴学園は、全ての授業を手話で行う日本で初めての学校です。

ブログ「NPOろう学校をいっしょに創ろう!」はこちら

学校に着くと、6年生は修学旅行に、低学年はザリガニ釣りに、幼稚園児は七夕準備で竹藪に、と生徒は外へ。授業が見れずに残念。と思いつつ、笑顔いっぱいの生徒を少しだけ見てちょっと安堵。嬉しい。

<全生徒がろう者。という事もあり、手話を使い、体全体で表現する子供たち。写真は6年生を送る下級生>

全児童43名。教員20名、うち10名がろう者。
生徒は半数が地方から、あとは東京(通学圏内)とのこと。
ここは品川なので、地方組はちょっと(経済的に)辛いかも知れません。
寮がないし。親戚に預けるか、引っ越すか、遠くても通うか、、、など大変そう。

手話で教える。という事で口話法は教えていません。
また手話を教える。事もしていない。

我々が幼い頃自然に日本語を覚えたように、ろう児も自然と手話を覚えます(手話を使う環境にいれば)。とは、斎藤校長の御言葉。だから、ここには赤ちゃん教室もあるそうです。

<少しだけ学校に残っていた生徒たち。>

ろう者の先生の事。予算確保の事(私立ですので)。中学部設置の事、など紹介したい事が実は山ほどあるのですが、今回は、一番印象に残った「明晴商店街」の事を紹介します。

明晴商店街は、明晴学園にある架空の商店街。
方法は簡単。

架空のお金を発行し生徒に商売をさせる。

これだけです。

商品は校内にあるものなら何でも。
売り手がいて、買い手がつけば商売成立。

例えば、

校内の石。
綺麗で珍しい石を探して売る。
小さな売買いが成立する。

次に石に飾りや色をつける。
かわいい石!!っと人気になり値段が上がる。
商売が大きくなる。

すると次に商人が現れる。
かわいい石を安く買い取り、高値で売りさばく!
商売がどんどん大きくなる。

結果。

石探しをする子は貧乏に。
飾り付けをする子は小金持ちに。
商店を開く子が大金持ちになるそうです。

現実とあまり変わりませんね。

でも、明晴商店街の醍醐味は実はここからなんです。

商人の次は、どうしたと思います??


ギャンブルです。


やっぱりこれが人の世の常困った


小学生ってかわいい〜。
やっぱり最後はそうなるよね〜。(視察団)

それで先生が止めたんですか?

いや〜、ギャンブルすると争いが多くなって・・・・。

で、


警察作りました。


だって。

でも警察の給料どうするんだ?
ってことにもなって、

税務署も一緒に作りました。

だって。

マジっすか!?

確かに商店街の壁を見ると、警官募集の案内とか。
ローンの申込書とか。金利表とか。

銀行もあるじゃん!!

<ローンの金利表と警察官募集の張り紙>

みたいな。

流石に銀行は先生が管理してるようですが、あとは全部生徒の発想。

これってホントの社会勉強ですよね。

斎藤校長曰く
でもうちの銀行はコピー機でバンバンお金複製してるから、そのうちインフラになりますよ。(それもまた教育)


手話で教える。という特異性ばかり目立つ学校ですが、中身もすごく充実してるんですね。こんな学校だったら、俺も楽しく通ったのにな〜〜〜、と落ちが普通ですみません。

あと一つだけ加えると、この学校の教室には、実は壁がないんです。
手話が見えない、という理由だそうですが、私には教育の一環のような気がします。
解放感があってすごく良いんです。

<学校を説明してくれた斎藤校長。後の壁が無くなって、飾り付けがたくさん。>

教育って、大事ですね。


障害者世界人権会議 in Tokyo 2009 公開シンポジウムのご案内 [2009年06月29日(Mon)]
友人のモンティアン・ブンタン氏、サワラクさんなど来るそうなので、
行かざるを得ない、、、、でしょうかウインク

障害者権利条約とNPOの役割

日時: 2009年7月18日(土)9:15〜17:05
場所: 東京大学本郷キャンパス経済学研究科棟 地下1階 第1教室
主催: NPO法人自律支援センターさぽーと
共催: 東京大学大学院経済学研究科READ(総合社会科学としての社会・経済における障害の研究)
後援: 日本障害フォーラム(JDF)

趣旨
アメリカ、タイ及び日本の障害当事者、実務家、障害NGO/NPO、実務家、研究者らが参加して、アジア太平洋地域における障害者人権審査機関の設立構想についての討議を行うとともに、障害者参加型の公共政策についてNGO/NPOが障害者権利条約を梃子にして国内外の法・行政制度を変革するシステムアドヴォカシーのあり方について討議します。なお、講演者・パネリストに一部変更が生じる可能性があります。

定員
200名(定員になり次第締め切ります)

通訳
日英逐次通訳、手話通訳、PC文字通訳を用意しています。

参加費
無料

情報保障
ご希望に応じて、点字資料、拡大文字資料、磁気ループを用意いたします。

申込方法
必要事項(お名前、ご所属、ご連絡先、情報保障の必要の有無と内容)をご記入の上、メール・ファクス・郵送にて申込を受け付けます

【参加申込先】
自律支援センターさぽーと (担当者:加々見 陽子)
住所: 〒113-0033 東京都文京区本郷3-18-11 TYビル302号室
FAX番号: 03-3816-2063
E-mailアドレス: soffice@attglobal.net

<プログラム>

09:15 進行役  長瀬修氏(東京大学)
開会挨拶 池原毅和氏(自律支援センターさぽーと/東京アドヴォカシー法律事務所)

09:20 招待講演(1)
講演名 障害者の地域的人権保障
講演者 マイケル・スタイン氏(ハーバード大学)

10:00 休憩

10:20 パネルディスカッション――地域障害者人権審査機関設立構想に向けて
コーディネイター 池原毅和氏 (自律支援センターさぽーと/東京アドヴォカシー法律    事務所)

パネリスト マイケル・ペーリン氏(ニューヨーク大学ロースクール),クラレンス・サンドラム氏(MDRI:メンタル・ディスアビリティ・ライト・インターナショナル),森壮也氏(アジア経済研究所),マイケル・スタイン 氏(ハーバード大学),秋山愛子氏(国連エスキャップ障害専門官)

12:20 昼食

14:20 招待講演(2)
講演名 障害NGO/NPOのシステムアドヴォカシー
講演者 モンティアン・ブンタン氏(タイ国上院議員)

15:00 休憩

15:15 パネルディスカッション:障害者参加型の公共政策におけるNPOの役割

コーディネイター 松井彰彦氏(東京大学)
パネリスト 川越敏司氏(公立はこだて未来大学),モンティアン・ブンタン氏(タイ国上院議員),ロバート・オーキン氏(MDRI:メンタル・ディスアビリティー・ライト・インターナショナル),サオワラク・トングアイ氏(DPIアジア太平洋地域開発専門官),東俊裕氏(熊本学園大学教授),中西正司氏(DPIアジア太平洋ブロック議長)

17:00 閉会挨拶 松井 彰彦 氏(東京大学)

17:05 終了 
NHKの番組「まるごと ニュース 北海道」 [2009年06月29日(Mon)]
以前紹介した、

北海道のピユア・フィールド風曜日

さんが、NHKの番組

「まるごと ニュース 北海道」
(時間 午後6:10〜午後7:00の間)で紹介されたそうです。

タイトル名:

「リポート ユニバーサルデザインホテル」

全道版の為、北海道の方しかご覧頂けませんが、このような取組が広く知れ渡れば良いですねハイビスカス

陣馬山ラン [2009年06月27日(Sat)]
また走ってしまいました。

JR中央線藤野駅から和田峠まで

距離9.4キロ
標高差510メートル
1時間16分

いま陣馬山頂上でかき氷食べてます(o^∀^o)

ふぉふぉふぉ〜
ベトナム視察団帰国 [2009年06月26日(Fri)]
本日、ベトナム視察団が無事帰国致しまいた。

研修にはほぼすべて同行し、私もいろいろ勉強になりました。

ヒューマンケア協会の中西さま、杉山健太郎さま、明晴学園斎藤校長、筑波大学附属視覚特別支援学校工藤先生、青松先生、ソンさん、全日本ろうあ連盟の宮本様、そして早瀬久美さま、DPI日本会議三澤さま、尾上様

う〜〜ん。いい出会いです。

詳細はまた今度紹介します。
特に明晴学園の事、猛烈に書きたいです。

が、今日は写真だけ。
金曜なので帰宅します熱燗

<初日、笹川会長を表敬訪問するベトナム政府団>

<ヒューマンケア協会で。中西正司さん>

<ヒューマンケア協会の杉山健太郎さんの自宅を訪問>

<明晴学園の明晴商店。この取り組みは感動もの!次回報告します。>

<最後はやっぱり早瀬久美さん。手話でプレゼンする様子。分かりやすかった、と好評でした>

憧れの早瀬久美さんと [2009年06月25日(Thu)]
こんばんわ

明晴学園に朝、訪問し。感動したこともいろいろあるのですが、それよりも何よりも、今晩は、

あの早瀬久美さんと

写真を撮ってしまいました。ラブ



ミーハーです!ロケット

久美さんは、ろう者で初めて日本の薬剤師になった人です。

それまでろう者が薬剤師になれなかったんじゃなくて

耳の聞こえない人は薬剤師になれない

という規定があったためにろう者の薬剤師が誕生していなかったんです。

それを初めてぶち壊しました!!

そんな人のパワーを受けて、今日も仕事しています。

俺もがんばろう!!

千葉寿夫

早瀬憲太郎&久美ブログ

久美さんの夫、憲太郎さんが監督をした全日本ろうあ連盟60周年記念映画「ゆずり葉」のウェブサイト

早瀬久美さん著書「こころの耳」(アマゾンより)


明晴学園 [2009年06月25日(Thu)]
おはようございます!

今日はベトナム政府団と明晴学園の見学です(`∇´ゞ

いま外で政府団待ちしながら中を物色しております。

明晴さんは全て手話で授業する日本で初めてのろう学校です。

いよいよ俺の下手な手話を見せるのか\(+×+)/

ドキドキです。
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業第6期留学奨学生募集 [2009年06月24日(Wed)]
日本財団より助成を受け、日本ASL協会が2004年度より実施している
聴覚障害者のための海外奨学金事業において、
今年度の留学奨学生の募集を開始しました。
アメリカの大学で学び、学び得た分野で、日本やアジア諸国で実践、貢献する
志しを持つあなたを支援します。

募集要項:
当協会ウェブサイトからご確認ください。
http://www.npojass.org

募集締切:
9月5日(土)午後6時 当協会必着

問合先/申込先:NPO法人日本ASL協会(本事業実施団体)
〒102−0072
東京都千代田区飯田橋3−3−11飯田橋ばんらいビル701
FAX:03−3264−8977
本事業専用Email:ryugaku@npojass.org
ウェブサイトhttp://www.npojass.org
本事業「聴覚障害者留学ブログ」https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/
世銀コーヒー「障害と開発シリーズ」2回分の案内です! [2009年06月24日(Wed)]
最近、本シリーズも盛り上がってきました。
2回分まとめて紹介します。ロケット

平和構築プロセスと障害児支援
世界銀行情報センター(PIC東京)、障害分野NGO連絡会(JANNET)、日本財団共催

日時: 6月29日(月) 午後6時30分〜8時

場所: 世界銀行情報センター(PIC東京) http://www.worldbank.org/ptokyo
東京都千代田区内幸町2−2−2 富国生命ビル1階(ロビー)
地下鉄三田線内幸町駅直結、千代田線・日比谷線・丸の内線霞ヶ関駅下車C3出口

内容: ヨルダン川西岸・ガザ地区で障害児を含めた子どもの支援活動を行っている
NGO「パレスチナ子どものキャンペーン」の現地駐在員・川越東弥さんが、
現地での活動を紹介します。また、中東における平和構築に資する開発援助を
行っているJICA中東欧州部の国際協力専門員で前JICAパレスチナ事務所長の
成瀬猛さんも話します。

言語:日本語、日本手話、参加無料(コーヒー付き)

詳細、参加方法: http://go.worldbank.org/P2OG14GYC0


ろう運動は今〜中国、モンゴル、ケニアの経験
世界銀行情報センター(PIC東京)、障害分野NGO連絡会(JANNET)、日本財団共催

日時: 7月15日(水) 午後6時30分〜8時

場所:世界銀行情報センター(PIC東京) http://www.worldbank.org/ptokyo
東京都千代田区内幸町2−2−2 富国生命ビル1階(ロビー)
地下鉄三田線内幸町駅直結、千代田線・日比谷線・丸の内線霞ヶ関駅下車C3出口

内容:米ギャローデット大学の世界ろう者リーダーシップ(WDL)プログラムで
米国留学中の3名(第5期生2名、第6期生1名)が、出身国である中国、
モンゴル、ケニアでのろう運動の現状と課題、今後の活動の抱負などを
中心に話します。

言語:日本語、日本手話、アメリカ手話(ASL)

詳細、参加申し込み: http://go.worldbank.org/IAJX0CUYD0
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