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修士論文「タイにおける障害者運動の展開」
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マレーシア最終日の朝 [2009年04月30日(Thu)]
今日は最終日。いま、近くのスタバで朝食&ネットです。
昨日は技術交流としてマレーシアと日本から発表がありました。
今日は、最後の打ち合わせ。今後の協力について話し合います。


<昨日の技術交流の様子。左は日本に留学していたアズリンさん。右端にNISVAの村田さん>

<昨日の朝食。朝市のラーメンです。ビニール袋に隠れているのが朝市で買ったマンゴーです。3つで150円くらい。>
マレーシア・視覚障害者医療マッサージセミナー [2009年04月29日(Wed)]
に昨日から参加しています。

マレーシア・ペナン島にはJICAシニアボランティアとして笹田三郎氏が視覚障害者にマッサージを教えるため赴任しています。笹田氏も全盲です。

今回は、日本財団支援のAMIN事業、NISVA(日本シニア技能ボランティア)とJICAのコラボと言えるのではないでしょうか。同じ国際協力団体として横の繋がりを嬉しく思うと共に、もっともっと密に派手に意味のあるコラボに発展できればと思います。(今回は地味な現場レベルのコラボですから)

<セミナー会場の様子>

<マッサージルームでくつろぐ筆者。サバ〜イ・ディー笑い
Asia Community Service (ACS)訪問しました [2009年04月28日(Tue)]
今日はAsia Community Service(ACS)を訪問し、Ai-Naさんにお会いしました。ACSは以前日本財団から助成を受け、地域の知的障害者支援をしています。今回はその拠点、Stepping Stoneにお邪魔しました。2003年の開所式以来、日本財団から誰も来ていないそうです。

<Stepping Stoneを外から見た様子>

<中の様子>

Community(地域の)と謳ってるだけあって、地域に密着したプロジェクトと感じました。また、障害者の自立や自尊心を尊重し、通所者が自分でできるように、助けすぎないようにを大切に、バランスの取れた支援をしてると思いました。

スタディーツアーやインターンなどを多く受入れてることも、プロジェクトの良さを表してると思います。口コミで広がる「輪」を感じました。

利用者は作業工程に沿って、染物をしたり、リサイクルをしたり、さおり織りをしたり、そしてできた製品を街のバザーで販売したり、としています。みなさんの笑顔が印象的でした。

<笑顔で染物作業をする○○さん。←ごめんなさい名前忘れました悲しい

<利用者の役割分担表>

元JOCVの内海さんもボランティアとして協力しており、いろいろと説明頂きました。
なんと、チェンマイのヒーリング・ファミリーの中山さんともお知り合い。世の中狭いですね。

<Ai−Naさん、私、そして内海さん>

CBRとして、以前、福島の泉崎村にある「こころん」と似たようなアプローチを感じました。ぜひ日本にも紹介したい事例です。
ペナンの朝食 [2009年04月27日(Mon)]
ペナン一日目の朝。早速屋台のラーメンにトライしました。

<ラーメンとお茶の写真>

出張中は「お腹」に気を使います。
下痢はつらいっすから。

この間も韓国で、一泊だけだし、韓国は清潔だし、ちょっと辛くても問題ないだろう、っと辛目の牛肉スープを食べました。

翌朝、空港に向かうバスの中、突然「彼」はやってきました。

ググっ!!

も、もしかして・・・・困った

韓国にもバスにトイレはついてるのかな?
っと振り向くと、見事座席のみ。ロケット
外は大渋滞。空港まで1時間以上。
万事休す!!

するとバスターミナルでちょっと休憩が、力こぶ

おおおおおっ天の助け、とばかりにトイレに急行し走る事なきを得ましたが、なんと慌ててトイレに財布を落とした模様。

あああああっ、これはやばい。
ターミナルに問合せてくれっと運転手に頼むも、運転中だから空港についてからっと一先ず休戦。

してる間に、なんと第二段のググっ!!
また「彼」が困った

財布の行方を心配しながら下痢に耐える俺。
朝から余計な戦いに無駄ばっかり。

結局、空港まで耐え、財布も見つかり事なきを得ましたが(でも現金はパー)、飛行機乗るまでホント大変でした。

だから出張中はお腹にやさしいものを食べましょう!!
ミャンマーの視覚障害者マッサージ [2009年04月26日(Sun)]
前回紹介したAMINのMLで表題のブログも紹介されていました。
なかなかディープな情報で参考になります。

<ミャンマーブログ「ミャンマーのつぼ」>

いろんな人が居ますね〜。猫
AMIN:ニカラグア日記 [2009年04月25日(Sat)]
千葉@タイです。

AMIN(アジア医療マッサージ指導者ネットワーク)からBMINニュースというMLが配信され、早5回目を迎えました。そこで、世界で活躍する日本人按摩指導者の活動が紹介されています。

今日は元JICA青年海外協力隊員としてニカラグアで指導していた小仲 浩司先生の日記を紹介します。ぜひご覧ください笑い

タイ・マレーシア出張 [2009年04月24日(Fri)]
今回はペナン島で視覚障害者のマッサージセミナーに参加します。
ペナン島には笹田先生がJICAシニアボランティアとしてセント・ニコラス・ホーム盲人学校に派遣されており、マッサージの先生に技術指導しております。

笹田さんは全盲でシニア・ボランティアとして採用された「初」の方です。まる
当初、全盲の方を一人で海外に派遣するのは危険との声もあったそうですが、赴任されて既に1年以上。無事業務を進めるばかりか、今回のように国際セミナーまで企画しています。

JICAの障害者支援では、専門家としても当事者を派遣したり、と中々進んでいます。
また日本財団もできるだけ当事者の専門家に助言頂いたり、出張には同行頂いたり、しています。

また日本財団のNISVA(シニア技能ボランティア)でも、弱視のマッサージの先生にベトナムとカンボジアに赴任頂いてます。今回、3人ともペナン島に集まることになり、視覚障害者マッサージ・シニアボランティア会議にもなっています。3人で今後どんな協力が可能か、私も今から楽しみです。

その前に、今日はまずタイに行き、明日打ち合わせを一本。
26日にペナン島に向かいます。笑い

<成田にて>

東京マラソンの記録証が来ました。 [2009年04月23日(Thu)]
こんな感じですロケット

東京マラソン2009
開催日(Date):2009/03/22

ナンバー(Bib number):29795
氏名(Name):千葉 寿夫
種目(Category):マラソン男子

地点名 スプリット ラップ 通過時間
5km   00:31:46      09:41:46
10km  00:58:23  0:26:37 10:08:23
15km  01:25:21  0:26:58 10:35:21
20km  01:52:11  0:26:50 11:02:11
25km  02:19:50  0:27:39 11:29:50
30km  02:47:24  0:27:34 11:57:24
35km  03:15:26  0:28:02 12:25:26
40km  03:46:27  0:31:01 12:56:27
Finish  03:59:28  0:13:01 13:09:28

なので今日は飲みに行きます!!乾杯
新しい先生:手話サークル [2009年04月21日(Tue)]
4月から手話サークルの先生が代りました。

前の廣川先生はろう劇団など芸術活動の勉強にイギリスに留学するため3月一杯で終了、4月から平塚先生に来て頂いてます。ただ出張で今まで参加できず、今日ようやく出席しました。

噂には聞いてましたが、日本財団手話サは真面目になりました。

し〜〜〜〜ん困った

手話だけで会話に挑戦です。

廣川先生は、少し言葉で補足してくれたり、また我々も自分の言いたいことが伝わってるのか心配心配で手話しながらも口パクで「しっかり」言いたいことを言っていたのですが、平塚先生は「絵」や他の「分かりやすい動作」を使い意味を教えるというより「伝える」感じなのでこっちも真剣に見入ってしまいます。

ただやってみると意外とわかる(ような気がする)。ウインク

4月から心機一転メンバーも増えましたし、なんと木曜昼休みには復習会もやるようにしました。今年は手話を覚えよう!!とやる気になった千葉でした。


<手話サークルの募集ポスター>
ベトナム障害者基本法支援の出張報告 [2009年04月20日(Mon)]
先週12〜16日までベトナム(ハノイとホーチミン)に行って来ました。笑顔
5日で2都市、しかも16日早朝日本着だから実質4日、は結構きつかった。

障害者基本法に関するワークショップでは、世界ろう連盟アジア太平洋地域事務局長の宮本一郎氏に講義頂き、世界ろう連盟の視点で基本法に必要な条項について説明頂きました。

宮本さんの基本提案は7つ。

1.基本理念として:障害の有無にかかわらず、人は全て平等の権利と自由を享受できることを保障しなければならない。障害とは、心身上の不自由ではなく、社会が作り出した障壁でもあるという意識の転換が必要である。
2.ベトナムの手話をベトナムの公用語のひとつとして認める。
3.公的な場において、音声のベトナム語と同様に、ベトナムの手話の使用も認める。
4.手話の学習を促進し、手話通訳者の養成を行い、手話通訳者の派遣制度を確立する。
5.ろう者(児)の教育の場において、手話を授業言語として使用することを認める。
6.ろう者特有の文化的特性を認める。
7.各種資格や免許の取得について、障害を理由に、障害者を不当に排除したり、その取得に制限を設けてはならない。

です。

<抗議する宮本氏(左奥)とベトナム政府基本法編集チーム>

ベトナム政府関係者からは、講義の趣旨は理解できたが、現場での実践はどうするのか? 日本でも手話を言語と認めているのか? 手話通訳者の派遣制度は日本にあるのか? 学校で手話が使われているのか? など様々な質問が出された。

昨年からベトナム政府の障害者基本法作成チームの支援に携わっているが、政府側は「現場での実現性」に最大の関心がある。いくら条文が綺麗でも実現できなければ意味がない、と言われればその通りだが、法律が履行されないと、障害者団体の抗議の対象にもなるし、上層部から叱責も受ける、そんな現実的な心配もあっての事だと邪推する。

日本の現状もあまり自慢できないが、これから基本法を制定するベトナムでは権利条約に則った法律を作成して欲しい、と切に思う。その意味で、今回ハノイまでお越し頂いた宮本氏には大変感謝している。宮本氏の7点の提案を拝読し、私も非常に勉強になった。また本提案だけでなく、ベトナム政府が作成した第4ドラフト全体を見直し、和訳し、コメント頂いた日本ろう連盟の努力にも感謝致したい。

実はコメント作成前に、いま米国から専門家を呼び第4ドラフトの全体的な見直しをしているのでコメントは控えて欲しい、と注文がついたが、ドラフトの内容が権利条約とあまりにもかけ離れており、コメントせずには要られなかったそうだである。全33ページに渡る和英文とコメントは、読み応えがある。第5ドラフトはまだ発表されていないが、今回の提案と米国専門家の知見が反映される事を願う。

また手話通訳として同行頂いた高木さんにも大変感謝している。普通、講演会では二人以上の通訳者を必要とするが、今回ワークショップが急に決まったこともあり、一人でお越し頂いた。手話通訳の場合、それこそ関係者が居れば(例えば俺です)朝から晩まで通訳しなければならず、相当の気力と体力を必要とする。今後は二人体制を実現したい。

これから、障害者基本法作成チームは日本や中国へのスタディーツアーを予定している。そして7月に国際ワークショップを開き、最終版を10月に国会に提出する予定である。時間は非常に限られるが、可能なかぎり支援して行きたい。

*支援と言えば、今回、ベトナムの障害当事者の参加が少ないとご指摘を頂いた。政府はワークショップや説明会を開き意見を聞いているとの事だが、障害者団体には不満もあるようだ。反省材料とし今後注意したい。

<翌日開催された文部省主催の障害者の教育に関するワークショップにも参加頂いた>
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