ダスキンスキー研修! [2008年01月31日(Thu)]
「広げよう愛の輪運動基金」による「ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業」の一環として越後湯沢で開催された、スキー研修へ、ダスキン研修生、愛の輪の皆様、ボランティアなどの関連機関の皆様と一緒に、1月26,27日と参加してきました!
両日とも大粒の雪。最低気温はマイナス7度。悪天候にも負けず、初めて雪を見る(タイ、ラオス、ベトナムの)研修生もいる中で、一緒にスキーを満喫しました。10年ぶりのスキーはすっかり板が短くなって、違和感ありながらも、結構普通にすべれました。 ただ、「シュミレーション・エキササイズ」、障害者と同じ感覚で(例えば、目隠ししたり、車椅子スキーしたり)するのは、意外と難しかったかな。 目隠しスキーに挑戦したんですが、音を追うのが難しかった。盲人マラソンだと手と手で一本の紐を持ちながら走る、という感じですが、スキーだとそれでは近すぎるので先導者の出す音(小型スピーカーからの声)を頼りに進んで行くんです。紐はありません。 それでも最初は「全然へっちゃらだろう」と根拠のない自信がある私はなめて掛かったのですが、音の出所が分かり辛くてしばし迷いました。迷うと人は不思議なもので、だんだん不安になってくる。すると腰が自然と引けるんですね。お尻が下に後ろに吸い寄せられるよう。 で、3回ほどコケマシタ。ははっ。。 研修生も全員スキーは初めてとの事、でも丸二日間ず〜っと滑ってました。タイから来たタムさんも楽しいを連発。よかっと、っと思うとともに、「でもこれがもしかして一生に一度のスキーかも」・・・と思うとちょっと切なくなります。 でも、間違いなく一生の思い出になるだろうし、もう一度来るために頑張ろう、といった意欲にも繋がるかも知れません。なにより、「障害者だからスキーはできない」ともし思っていたとしたら、そんあことはない、と理解できたかもしれません。(ダスキン研修のスキーは既に有名なようで、みなさん事前に聞いたことはあるようですが) また最後になりますが、今回「株式会社ダスキン」の皆様には本当にお世話になりました。伊東社長自らスキーにも参加し、また本研修を支える皆さんの真心篭ったサービスや気配り。バスや宿の準備はもちろん貸しスキーやレンタルウェア、食事中の気配りなど、「日本人の準備」とはまさにこれです!っと声高に叫びたくなるようなすばらしいご配慮。スキー研修中も気を抜く時間がなかったのでは、と心配してしまいます。 国内研修生も含めると、既にダスキンで370名の障害者を支援したということです。彼らが種となってアジアの途上国で花開こうと活動してる卒業生を知ってる私としては、今後も継続した期待いたします。 日本財団とのコラボも期待できますね! |