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北海道健康管理士会
健康は心の笑顔から・・・
全ての人達が笑顔で健やかに暮らせるように、
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6月健康セミナーのご報告[2025年06月22日(Sun)]
6月の健康セミナーを開催しました!

大丸2活動日時:令和7年6月8日  13:30〜14:30
大丸2活動場所:エルプラザ4階研修室
大丸2参加人数:8名
大丸2テーマ:「水と健康軽」
大丸2講師:上野 久美子さん(会員)

大丸2内容
水が人体に果たす重要な役割、水分摂取の目安、脱水症状のチェック方法、安全な水の選び方についての説明

1. 体内の水の役割と必要量
体の約50〜80%は水分で構成されており、年齢によって割合が異なる。
1日に約2.5Lの水分摂取が必要で、食事・飲み物・代謝で補われる。
水が不足すると脱水症状や循環不全が発生し、20%の水分喪失で生命の危機に。

2. 脱水症状のチェック方法
尿の色と量:濃く少ない尿は脱水の兆候。
親指チェック:親指の爪を押し、3秒以上色が戻らなければ脱水の疑い。
皮膚チェック:皮膚をつまんで元に戻らない場合は重度の脱水。

3. 水の種類と選び方
井戸水・湧き水:ミネラルが豊富だが、安全性に注意。検査済みか確認が必要。
スーパーの水:RO水(逆浸透膜処理)やアルカリイオン水がある。利便性高いが、持ち帰りが重い。
ウォーターサーバー:天然水やRO水を使用。管理された品質だがコストがかかる。
ペットボトル水:種類が多く、硬度によって味や用途が異なる。

4. 水の殺菌方法と安全性
塩素処理・ろ過・オゾン・紫外線など、殺菌方法によって除去できる不純物が異なる。
トリハロメタン(塩素と有機物の反応で発生)を除去するには10分以上沸騰させる。

5. 水と健康リスク
PFAS(有機フッ素化合物)の汚染問題があり、地下水や河川で検出されることがある。
マイクロプラスチックは環境汚染の一因となり、人体への影響が懸念される。

6. 水の摂取タイミング
1〜2時間ごとに200mlを飲むのが理想。
起床時・運動時・入浴前後・寝る前の水分補給が重要。
冷やしすぎた水は避けることで体への負担を減らせる。

水の安全性と健康への影響を理解し、適切な水分補給をすることの重要性を伝えています。どの水を選ぶかは、安全性・利便性・味を考慮し、PH値のバランスをとることが大切です。

大丸2参加者の感想
今回のセミナーを受講して 水の選択肢の多さに驚きました
口にするものには全て【水】が関わっているので これからは考えて選ぼうと思いました
「水分補給」という言葉を見聞きすることが多くなりましたが 川や海の汚染(PFASやマイクロプラスチック問題)もあり 何となく水道水をそのまま飲むことが少なくなり 我が家では何となくで蛇口に付ける浄水器を使っていました これからは 何を除去したいのかや金銭的なこと等も考えて浄水器を選ぼうと思います
ちなみに私が飲んでいる炭酸水ゲロルシュタイナーは硬度1310r/Lでした 

高齢者の体の水分量が50%でたった5%減るだけで脱水、熱中症になる事に驚きました!
この事をもっと高齢者に理解してもらって、こまめに水分を取るように伝えていきたいと思います。
逆にダイエットのために水を2リットル飲まなきゃ取らなきゃと思い込んでる人も多いので、多すぎる弊害も知っておくといいなも思います。
いつまでも安心して安全な水が飲める日本であることを願います。

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