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全国のボランティアのみなさんの活動を報告するブログです。
図書館のボランティアをしています [2022年01月16日(Sun)]
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60歳でフルタイムの仕事を引退してからは、読書の時間をたっぷりとることが出来るようになりました。

年金暮らしなので本に費やせるお金には限りがあります。

そこで、活躍するのが図書館。週に1回は行って、本を借りるようになりました。

なにしろ、引退生活です。時間はたっぷりあります。

でも、まだまだ元気。なにかボランティアをしようかなー、と思いながら市の広報誌を見ていたら、図書館ボランティアの募集があるではありませんか。

日頃お世話になっている図書館です。

そこのボランティアなら、恩返しの意味でもぜひ、と思って応募しました。

初めに、講習会がありました。

図書の補修や、保護カバーかけ、返却日をスタンプする短冊作りなどの講習です。

そんなに難しいことではありませんが、ひとつひとつ丁寧に、と思うと、結構気を遣います。

でも、手仕事は好きな方なので、難なくクリア。今は、月に1回ぐらいのペースでボランティアに行っています。

ボランティア仲間は、やっぱり本好きが多く、

おしゃべりをしながらの手作業はなかなか楽しいものです。

本の補修や保護カバーかけをしていると、こうして人の手を通って、本が貸し出されていくんだなーという感慨が湧いてきて、図書館の本にいよいよ愛着を感じます。
Posted by グリッド at 22:09
絵本の読み聞かせボランティア [2021年03月13日(Sat)]
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以前、小学校の子どもたちに絵本を読み聞かせるボランティア活動に参加しました。数人でグループを組み、絵本の読み聞かせをしたい旨、小学校に申し出て活動をさせてもらいました。

子どもたちの年齢に合わせて絵本を選び、昼休みや朝学習の時間など、学級の都合の良い時間に出かけます。一人で読むこともありますし、絵本の内容によっては二人でかけあいのようにして読むことも。

声色を変えてみたり、ちょっとした演出も時には加えます。子どもたちは目をきらきらさせて、語りを聞いてくれます。なかには興味なさそうな感じの子もいましたが、「ちゃんと聞きなさい」などとは言いません。あくまでたんたんと、こちらのペースで進めます。

子どもによって興味のある分野も違いますから、前の時は全然のってこなかった子が、違う絵本ではかぶりつきになったこともありました。

帰るときには「面白かった」「また来てね」と子どもたちが声をかけてくれます。それがうれしくて、また「次はどんな本を読もうか」と楽しみになります。

後ろまでちゃんと声が届くよう、大きな声を出せるようにトレーニングをしたりもします。仲間と打ち合わせをしたりして、より良いパフォーマンスができるようにと工夫もします。

回を重ねるうち、子どもたちのためにと思いつつ、自分自身が、この活動によって張り合いをもらっていることに気づかされました。貴重な体験だったと思います。

Posted by グリッド at 00:26
小さな子猫の飼い主探し [2020年02月18日(Tue)]
数年前、家の前でみゃーみゃーという子猫の大きな鳴き声がしていました。初冬のことです。車もそれなりに通る道、そして冷たい風の吹く日でした。見ると、やせ細って片目が開かない子猫でした。

迷いました。迷いましたが気づいたらその猫を抱きかかえてしました。その時我が家には、買い始めて2か月の柴犬の子犬と、1年生になったばかりの男の子がいました。

手がかかる一人と一匹。息子には猫のアレルギーがあり、うちで飼うことはできません。どうするのか。私は無責任なことをしてしまったのか。だけどあのままじゃ死んでしまう。

その時、ネットで、県内の犬や猫を保護するボランティア団体を見つけたんです。さっそく電話してみました。

すぐに預かることはできない。とくに目が開かないのなら病気の可能性もあるから早急に動物病院へ連れて行ってほしい。とにかくしばらくは自宅で面倒を見るしかない、など教えて頂きました。

職場で猫好きな方がいるので、その方ににも相談し病院へ。風邪をひいていて目ヤニで目が開かないということでお薬を出してもらい、痩せすぎているので栄養をとアドバイスをもらいました。

子猫は日に日に元気になり、目もきれいに開くようになりました。真っ白で目が青いきれいな猫でした。ボランティア団体の方がかわいらしく写真を撮ってくださり、その団体の里親募集ページに写真が掲載されました。

写真には息子がつけた仮の名前「にゃーみー」も一緒に掲載されました。なんとか年内に里親が見つかってほしい。そう思っていました。

そして、年末。他県の方がお試しで1週間引き取ってみたいと申し出があり、にゃーみーはそのお宅へ行くことに。

お試しの結果、前からいる猫との相性もよさそうだということで、無事、そのお宅に引き取られていきました。動物愛護ボランティアの皆さんによって、やせ細った子猫は新しい飼い主さんの下で幸せに暮らしています。

飼い主さんがブログをしているので、時々拝見しているのですが、丸々と太ったきれいな猫が、あの時の汚い痩せた猫だとは思えません。

にゃーみーを譲渡するとき、心ばかりですが寄付金をお渡ししました。こういう活動をしている方がいること。多くの動物たちを救っていること。

私自身、子どもが大きくなったら動物に関わるボランティアのお手伝いをしたいと思っています。あの時は本当に助けられたと、今でも感謝しています。
Posted by グリッド at 15:37
常総市の災害ボランティアに参加して [2016年03月18日(Fri)]
記憶に新しいと思いますが、昨年の9月に茨城県の常総市は大雨により河川が決壊し水害に見舞われました。

たまたま、私の住んでいるところからそう遠くない地域であったため、ボランティア活動を行いに現地に行ってきました。

私が行ったことといえば、敷地内に流入した土砂を掻き出すといった単純な作業でしたが、土砂の多さに水害の被害の大きさを目の当たりにしました。

メディアなどで報道された場所の近くだったのですが、それぞれの家屋の敷地自体が広くとてもその家の人だけでできるものではなかったのです。

まして、そこに暮らしている方々は若い人ばかりではなく高齢の方もいますし、家族に若い年代の方がいれば違うのかもしれませんが高齢の方々だけでの復興はとても大変なものだと思います。

ボランティア10名単位で一軒の家の土砂を1日かけて行うことでどうにか終わるといった具合です。

まして、私たちボランティアはその日だけ活動をすればいいだけですが、そこに住んでいる人はその生活が継続していくわけですから、なんとも申し訳ない気持ちになりました。

機会があればまたうかがおうとは思うのですが、仕事もあるためなかなか現地に行くには至らないのが現状です。

そして、書くのに前後してしまったのですが、現地に直接自家用車等で行くのではなくボランティアを支援する企業の駐車場に停めて、そこからバスで移動したのですが最初の案内でボランティアに行った方の中にはSNSで書き込むために作業中に写真を撮ったりする人がいると聞きました。

確かに、SNSで情報を発信していくにはいい方法ではあると思いますが、現地の家の前でピースサインや楽しそうにその場に居合わせたグループで笑顔でそのような写真を撮るのはどうかと思いました。

ボランティアは無償で行うものですが、被害に遭われた方々はボランティアに来た人に飲み物などを提供してくれる人もいらっしゃいます。

ボランティアを受ける方々がそのような気を遣ってくれているのに、ボランティアをしにいく側が気を配れないのはいかがなものなんでしょうか?

写真を載せる以外にも活動を普及していく方法はいくらでもあると思います。

ボランティアをする精神は素敵ですが、どうか自分たちの行動に責任をもって欲しいものです。
Posted by グリッド at 15:23
不登校支援は家族の支援でもある [2016年01月29日(Fri)]
私は、大学生の頃、不登校の支援をする団体で、ボランティアをしていました。

身近に不登校の友達がいたので、何か力になれる方法は無いかと考えて、そのボランティアを始めました。

不登校を支援する団体では、定期的なセミナーや講習会を開催しており、ボランティアとして受付等を手伝いながら、不登校について勉強させてもらいました。

普通だったら、不登校のセミナーなので、不登校の人が来ると思いますよね。

ですが、この団体が開催する不登校のセミナーに参加するのは、本人ではなく、お母さんでした。土日の開催であっても、お父さんはほとんど来ることが無い状態でした。

参加者の話を聞いていると、同級生からの暴力や、いじめ等、学校に行かなくなっても仕方が無いと思うような状況もありました。

共通しているのは、お母さんが、子どものことを、本気で心配しているということでした。

どうしたら良いのか分からないし、困っているけれども、嫌いになることは無いのだろうなと感じました。

それから、このセミナーでは、子どもを元気にする他に、親も元気にすることを目的にしているのだと分かりました。

お父さんは他人事のように見て見ぬふりをする、全部お母さんの育て方が悪いのだと責められる等、お母さん同士にしか分からない不安を共有して、安心しているようでした。

泣きながら参加したかたが、最後には笑顔で、すっきりした表情で帰っていくことが多く、それが印象的でした。

私は、不登校を支援するボランティアに参加して、母の愛について考えました。

喧嘩ばかりで、迷惑もかけてしまいましたが、どんなに怒っていても、母が私を嫌いになることは無いのだと知りました。

また、私は不登校の友達に何かしてあげなければいけないと思っていましたが、本人が動き出そうとするまで、まわりの人間には待つことしかできないのだなと気づきました。
Posted by グリッド at 22:51
伊勢神宮での電動車椅子普及ボランティア [2015年09月06日(Sun)]
大学二年の時に私は、ガイドヘルパーという資格に興味を持ち資格取得を目指しましたが、時間とお金の都合がつかず諦めたことがありました。

しかし、障害者の方々など、体の融通が利かない方々の旅行や外出のサポートをしたいと思い、あるボランティアを大学から紹介していただきました。

それは、足の不自由な方でも伊勢神宮を車椅子で参拝できるように考えられた、電動車椅子を参拝者の方々に体験してもらうというボランティアでした。

伊勢神宮に限らず神社や寺などには、玉砂利が敷き詰められていて、普通の車椅子ではなかなか行きづらい場所です。カフェ開業

しかしその車椅子は、玉砂利の上でもスムーズに走行でき、介助者も必要ないという画期的なものでした。

私は、伊勢神宮を実際にその車椅子で参拝しながら、車椅子の体験を呼びかけました。

最初はスムーズな動きで周りの参拝客からも、びっくりしたような目で見られたり、数人の方々に車椅子の試乗をしてもらったりと順調でした。

しかし途中でバッテリーが切れてしまい電動で動かなくなってしまいました。

その100キロほどある車椅子は女の私では動かすことはできず、助けを呼び男性が3、4人がかりで持ち上げて運んでくださいました。

まだまだ開発段階の車椅子だったらしく、改良が必要だと、開発された方はおっしゃっていました。

しかし、私は少しの方にしか乗ってもらえなかったけれど、その方々に、その車椅子の存在を知ってもらえて良かったと思いました。
Posted by グリッド at 07:49
絵本の読み語りボランティア [2015年06月14日(Sun)]
地域の有志で絵本の読み語りボランティアの活動をしています。

メンバーは20人ほど、活動は主に次の3つです。

一つ目は、図書館での読み語りです。

毎週土曜日の午後に図書館の一室を借りて図書館へ来た子どもたちに絵本や紙芝居を読んでいます。

ときには、赤ちゃんを抱いたお母さんや、お父さんも参加してくれます。

二つ目は、小学校への出前読み語りです。

朝の読書タイムの時間に各クラスへ入って絵本や紙芝居を読んだりブックトークをしたりします。

先生も一緒に聞いてくださいます。朝の爽やかな空気の中での読み語り、お互いにいい一日のスタートです。

三つ目は年に一度の春のイベントです。

大型の絵本や紙芝居、人形劇、エプロンシアター、マジック、歌遊びなど盛りだくさんの内容でおまつりを開きます。

毎年、たくさんの子どもたちが来て楽しんでくれます。

もちろん入場料などはとらず、すべてボランティアでやっています。

これらの活動のためにメンバーは練習や打ち合わせなど、大変ですが、子どもたちが笑ったり、驚いたりする様子を見るとがんばる気持ちが湧いてきます。

今の子どもたちは、ゲームやテレビ、ビデオに親しんできた世代ですが、やっぱり絵本は大好きなのです。

子どもの輝く笑顔を励みにこれからも続けていきたいです。
Posted by グリッド at 18:03
マンションの自主防災活動のボランティアに参加して感じたこと [2015年01月03日(Sat)]
私が住むマンションは14階建て270世帯を超えるマンションです。

3年前の東日本大震災を機に、大地震に対応する自主防災活動の委員が発足され、それに伴い、ボランティアの募集がありました。

私の場合は、3歳と6歳のまだ幼い子どもがいるため、災害時にできることと言えば、同じ階のマンションの安否確認くらいですが、それでも日頃から防災活動で何かできることがあればと思い参加しました。

このマンションでは高齢者も多いですが、子どもの割合も多く、マンションの広場ではしょっちゅう子どもたちの遊ぶ声と、そのお母さんたちの話し声が聞こえるほどです。

私はボランティアの募集があった時に、当然マンションのママ友たちもボランティアに協力すると思ってました。

しかしながら、活動会議の初回に参加したのは、子育て世帯では我が家ともう一世帯だけでした。

日曜だったので、家族で用事があり、参加できなかったのかもしれないと思いましたが、後日ボランティア協力者名簿が出来上がり名簿を見ると、やはり子育て世帯は我が家ともう一世帯のみ。

ボランティアですから、もちろん参加する義務はないとはいえ、あれだけ毎日のように10人以上の母親が集まっておしゃべりしたりしているのに、どうして災害時のような肝心な時に、ボランティアとして協力できないのだろうと悲しくなりました。

しかし悲観的にボランティア活動をしても意味がないですし、うした思いは心の奥にそっとしまって、前向きにボランティア活動に取り組んでいきたいです。
Posted by グリッド at 00:58
サークル活動の一環としてのボランティア活動 [2014年12月12日(Fri)]
大学生の頃、友人と小さな音楽サークルを立ち上げ、学園祭などで地道にライブを重ねていく内に徐々に知名度が上がっていきました。

私が二回生になったある夏の日、仲良くしていた大学の庶務課の人から、地域の夏祭りに出てみないかとお誘いを受けました。

出演料が支払われない代わりにこちらも支払わなくても良い、学外サークル活動の一環として、私たちは参加することにしました。

練習の合間に夏祭りの企画代表者の方と何度かお会いして、当日の打ち合わせをしました。

機材をタダで用意してもらう代わりに、当日少しお祭りのお手伝いをすることにしました。

そして迎えた当日は予想外の忙しさでした。

出番以外の時間は地域の方の出し物の準備や盆踊りのセッティングを手伝ったり、たこ焼き屋さんから足りなくなったソースを買いに行かされたりなどして、自分たちの出番があることをうっかり忘れてしまいそうになるくらい、常に動き回っていました。

ハチャメチャな状態で出演し、無事に夏祭りが終わったときの達成感は気持ちのよいものでした。

手伝ってくれたお礼だと、屋台をやっていた方たちが焼きトウモロコシやかき氷を差し入れしてくれました。

我々は夏祭りを肌で感じながら、市民活動に参加するのはこれほど楽しいものなのだと初めて知りました。

それ以来、毎年ボランティアサークルとして、地域の夏祭りに出演することになりました。
Posted by グリッド at 21:30
知的障害の方達との外出 [2014年08月24日(Sun)]
知的障害を持つ児童から大人まで幅広い年齢層の方たちとの外出の補助をするボランティア活動に参加しました。

知的に障害があると外出は家族が必ず付き添わないと難しく、休日に必ず家族と出かけられるとは限りません。

特に親が高齢になってくると尚更外出は難しくなります。そのような方達の外出を手伝おうという人たちの集まりに縁あって参加していました。

集合場所までは自転車でいける距離であったため、気軽に参加出来ました。ボランティアの皆さんの年齢層は様々で、仕事をリタイアした男性や女子大生など、日によってメンバーも様々でした。

事前にグループの代表者の方からメールが来て、内容や集合場所を聞きます。外出場所も様々で、お台場海浜公園や川越の街にも行きます。

電車での移動は、じっと座っていられない人の付き添いや、切符の購入補助などがあり、普段とは違った目線での外出になります。グループでの外出なため、周囲の人への配慮も必要になります。

バスの中で声をあげてしまう方へにらまれたりし、まだまだ知的障害を持つ人への理解を得るのは難しいと思います。

しかし、以前よりそのような方々を街で見かけるようにもなっているため、少しずつ外出もできるような社会になっているのだと思います。
Posted by グリッド at 13:14
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