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2022年09月12日

2022総会 報告

助成財団・組織の実務者有志による交流・学びのネットワークGPONの2022年の総会を2022年8月30日夕刻に開催しました。

昨年に引き続きオンラインでの開催です。7団体12名の参加がありました。

●議題
1.今年度の運営体制の決定/新幹事の選出
2.GPONの活動内容について年初の確認・共有
3.GPONへの参加要件
4.各団体からの活動報告

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1.今年度の運営体制の決定/新幹事の選出
幹事の任意は原則2年で、現在は5人体制でおこなっています。年1回の総会開催、分科会、定例会、ML・ブログ等の管理運営、メンバーからの部会等の相談対応、等が主な業務です。今回は、幹事1名の新旧交代となりました。有志の会として、互選により総会で承認を経る形をとっています。
2.GPONの活動内容について年初の確認・共有
幹事によるメーリングリスト、CANPANブログの管理の報告を行いました。
ゆる定例会:コロナ禍ということもあり、この1年はオンラインでランチタイムを活用しました。日ごろの業務を通したトピックや助成業界の話題を提供したり情報交換をしたりのランチ定例会」を4回実施。カジュアルな対話の場を作っています。
・評価雑談会(WAM助成 渡真利さん):助成をめぐる評価について雑談レベルで話し合える場を作りたいと、2021年10月6日に開催しました。近年注目されている”ふりかえり評価”の手法等についてNPO法人アカツキさん等を交えて対話する場を設けました。
・災害分科会(Yahoo!田村さん):東日本大震災復興支援に取り組んでいる団体と震災後10年経っての調査報告を実施。菅野拓先生(大阪公立大学)、中嶋貴子先生(大阪商業大学)の協力のもとNPO学会での発表も行いました。
分科会は同じテーマで話したいという気軽な気持ちではじめられます。
PO研究:災害分科会でお世話になっている大学が先生方が『日本におけるPOの実態把握調査研究』に取り組まれます。GPONも何らかの協力を行う予定です。

3.GPONへの参加要件
GPON発足2016年から助成を取り巻く状況の変化に鑑みて、GPON参加の要件の更新を検討しています。幹事が作成したドラフト案について意見募集の提案をしました。更新版は後日、本ブログで公開予定です。

4.各団体からの活動報告
各団体や個人の担当業務の紹介や助成にまつわる最近の関心ごと、また、GPONの活動についてもひとことずつ共有しました。
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後半の雑談タイムでは、海外の助成財団等の最近のトレンドについての質問を端緒に下記のような話題に広がりました。
・分野によって状況が異なるかもしれないが現地中間支援団体に助成する流れになってきている印象。
・中国の奨学金型支援の財団が増えている傾向。政治的な側面もあり、受け取る側も慎重。
・反社チェックもポイント。JCNEの取り組みがますます重要!
・財団設立して助成するIT起業家が増加中。富裕層寄付により、財団作りをして、NPO基盤強化支援や個人支援の取り組みが広がってきている。
・参考リンク:寄付金のダークサイドについて語ろう
https://ssir-j.org/the_dirty_money_dilemma/ 


GPON2022総会スクショ.png
posted by GPON幹事 at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告
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