11月6日(日)五条小学校において、子どもたちが地元の人々と交流し、地域の活性化を図るとともに、親子で楽しんで遊べるイベント「五条親子ふれあいフェスティバル」が実施されました。運営は五条小学校のPTAの方々が中心となり、五条小学校教員、地域のボランティア団体、ボランティア参加の地元中高生によって、行われました。会場の五条小学校グラウンドには模擬店やステージ、飲食用のテーブルなどが用意され、まるでお祭りのような、普段の学校とはまた違った雰囲気です。
オープニングには、高校生ダンス大会でなんと日本一の実績を持つ、府立今宮高校ダンス部が、迫力の「ソーラン」を披露してくれました。これには子どもたちだけでなく、見ていた大人も、あまりの迫力に目を奪われていました。その後もPTAや有志の方による唄やダンスなどがあり、常に熱気が溢れます。
「糸引き」や「射的」、「紙飛行機飛ばし」など、様々な模擬店が催されましたが、それらの運営が初めてとなる中高生たち。始めは戸惑い、周囲の大人達に助けてもらいながらの運営でした。しかし、遊びに来た子ども達の無邪気さとふれあうことで、次第に緊張もほぐれ、どうすればうまく運営できるかと、自ら試行錯誤する姿がありました。その後は店の運営もスムーズに進み、景品が完売して「閉店」する店も出てくる程の賑わいでした。 特に「射的」では、景品のお菓子を求めてたくさんの児童が行列を作っていました。列に並んでいるときはワクワクしていた男の子もいざ銃を構えると、獲物を狙う狩人のように真剣な目つきで、それでいてどこかたのしげな表情で心からゲームを楽しんでいる様子でした。中にはうまく的に当てられずに困っている子どももいましたが、お父さんが手助けをしながら景品のお菓子をとるなど、微笑ましいシーンも見られました。子どもだけでなく、お父さんまで無邪気に喜んでいました。今回は、このように親子で楽しみ、仲を深める良い機会になったと思います。
食べ物関係の模擬店も盛況で、焼きそばやポテトフライなど長い行列ができました。昨年までは食べるスペースがなく、会場の片隅で立って食べる姿もありましたが、今年は運動場の真ん中にシートが広げられ、簡単なテーブルが用意されたので、親子や子ども同士でそこに座ってゆっくりくつろぐ姿が見られました。
「五条親子ふれあいフェスティバル」は、準備段階から地域のボランティア団体の方たちと地元中高生が、運営では様々な年代の人々が協力しました。また、遊びに来た子ども達と中高生との交流や、親子で参加することでの交流など、最初から最後まで人々の交流が絶えないものとなりました。ぜひ次回も、たくさんの人に遊びに来ていただきたいと思います。
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高校生ボランティアが頑張っています。
どの模擬店も、すごい熱気!
色々あって、どこに行こうか迷ってしまいます!
○×クイズも盛り上がりました!