ぎふ犯罪被害者支援センター
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ぎふ犯罪被害者支援センター
古本で被害者支援[2016年03月02日(Wed)]
当支援センターでは、ホンデリング活動を行っています。
ホンデリングとは… 読み終わった本が、犯罪被害者支援の活動資金になる 本(ホン)で支援の輪(リング)を広げるというプロジェクト のこと。 誰にでも簡単にできる犯罪被害者支援として、 全国的に広がっています。 この度、岐阜北署員の方が、署内で本の寄贈を呼び掛けてくださり、 5日間で110冊の古本が集まりました。 ありがとうございました。 古本は専門の買取業者(潟oリューブックス)へ送られると、 全国被害者支援ネットワークを通じて、 当支援センターに買取金額が寄附されます。 あなたの本が、形を変えて、大切な誰かの支えとなります。 詳しくはホームページ(支援・寄附のお願い→ホンデリング) をご覧いただくか、 事務局(058−275−3933)までお問い合わせください。
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犯罪被害者支援講演会の開催[2015年12月25日(Fri)]
11月26日(木) 大垣市情報工房スインクホールで、犯罪被害者支援講演会を開催し、約190名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
講師は、フォトジャーナリストの大藪順子さんです。大藪さんは、アメリカで働いているときにご自宅で性暴力被害に遭われました。 「苦しみには意味があり、その人しか言えない事、見えない事がある。それが人に力を与える」。 アメリカの支援体制に助けられたご経験を含め約80分ご講演いただきました。 また、同日別会場にて大藪順子写真展「STAND〜性暴力サバイバー達の素顔」を開催し、多くの方にご来場いただきました。 ご参加いただいた方からは、 ○性被害の被害者が抱える問題等について知る良い機会になった。 ○被害者の心境等が目に見えるような講演だった。勇気づけられた。 ○写真を見て、より伝わりやすく感じた。パネルを見てよかった。 との感想をいただきました。 そして、第2部はヴァイオリニスト濱島秀行さん、ピアニスト河村飛鳥さんによるミニコンサートを開催いたしました。アンコールを含め全6曲、楽しいパフォーマンスもあり、優しい音色が会場を包みました。 <講演要旨> アメリカの新聞社で働いていたある夜の就寝中、自宅で性被害に遭いました。「助けて!」と叫んだつもりが声にならず、身体が凍りついて、生まれて初めての恐怖体験に死を感じました。私は、死んではいけないと自分の命を守る選択をしました。 被害直後、犯人のDNAがあれば、確実に犯人を捕まえられると、レイプクライシスセンターの看護師さんに繋いでもらえました。そこで「あなたの身の上に起こったことは、本当に大変だった。」「あなたには味方がいるよ。」というメッセージを送ってもらえました。だから私は、どういう状況であっても、被害者は悪くないと断言できます。 性暴力被害者は一生苦しみます。なんで私がこんな目に合わなければいけないのかという怒り、加害者への怒り、周りが理解してくれない事への怒り。私は、いつまでこの怒りを持ち続けなければいけないのか…。 うつ状態だった私を救ってくれたのは、一人の神父との出会いでした。神父と話すことがカウンセリングとなり、それまで抱えていた怒りや憎しみを手放すことができました。 被害後、私は、性暴力被害者が顔を出して実名で語るという写真プロジェクトを開始しました。被害者は、被害前に送っていた普通の生活に戻りたいだけなのです。 被害に遭ったからこそ、あの苦しかったことがあったからこそ、自分にしか言えないことがあります。支援に携わっている人には、是非被害者の人たちに「あなたのせいで起こったのではないのですよ。」という声掛けをしていただきたいです。 自分に味方がいるかどうかで、その後の人生は変わっていきます。 ぎふ信長まつり[2015年10月09日(Fri)]
赤い羽根共同募金[2015年10月08日(Thu)]
研修報告[2015年08月18日(Tue)]
支援のスキルアップのため、県外の研修にも積極的に参加しています。
今回は、都民センターで5日間の実地研修に参加した支援員の方の研修報告をご紹介します。 大都会東京での被害者支援の実地研修は、長いようで短い5日間でした。 都民センターは、電話相談の件数も多く、支援している事案も幅広く、性犯罪から殺人までを限られた人員でローテーションを上手に組んでなされていました。 支援員の方々の日々行われる事例検討会は、被害者の方々への、一に配慮、二に配慮。 裁判当日は、被害者の方との待ち合わせ場所にも30分前に待機して、被害者や被害者遺族を待たせて不安にさせることのないように。 大都会と岐阜とは違いますが、被害者の方への配慮や寄添いをもって、被害者の方々が、一日も早く少しでも被害前の日常に戻れるように支えることは変わらないと思います。 私も、ぎふ支援センターの皆さんと一緒にスキルアップして、被害者の方々の一助になりたいと実感することのできた研修でした (K.W) メディアコスモスパネル展[2015年08月13日(Thu)]
移動相談(犯罪被害者相談)のお知らせ[2015年07月15日(Wed)]
7月から、「何時でも、何処でも、等しく、被害者に応える活動」の一つとして、多治見市と高山市で移動相談を施行しています。
【相談日】 月1回 〇多治見市役所 第2水曜日 平成27年 7月8日(終了) 8月12日 9月9日 10月14日 11月11日 12月9日 平成28年 1月13日 2月10日 3月9日 〇高山市役所 第4水曜日(祝日を除く) 平成27年 7月22日 8月26日 10月28日 11月25日 平成28年 1月27日 2月24日 3月23日 【相談時間】 午前11時から午後3時まで <移動相談に関する問い合わせ・予約> 公益社団法人 ぎふ犯罪被害者支援センター 0120-968-783 info@gifu-vsc.org 性暴力被害者支援フォーラム[2015年06月29日(Mon)]
岐阜県では、性犯罪・性暴力ワンストップ支援センター(仮称)の今秋開設に向けて準備を進めています。
当支援センターは、このワンストップ事業の委託を受け、大阪の阪南中央病院で性暴力救援センター・大阪(愛称SACHICO)を開設されている、産婦人科医の加藤治子先生を講師にお招きして、性暴力被害者支援フォーラムを開催しました。 SACHICOでは、「24時間の電話相談と来初相談」を行っています。この「24時間対応」について講師の加藤先生は、「やっと話そうと勇気が出てきた時に電話がつながることが大切」と述べられました。 講演の後、医療、教育関係者の方にも参加していただき、パネルディスカッションを行いました。 主に、被害者が中高生の場合、被害者が安心して学校生活が送れるようにするにはどうしたらよいか、学校や医療、関係機関による連携支援について意見交換を行いました。 ワンストップ設置の目的である、相談、支援を一か所で行うためには、関係機関との連携は欠かせません。この日は、県、警察、医療関係者、司法関係者等、約80名の参加者と一緒に、性暴力被害者支援への取り組みについて考えました。 被害者支援活動員養成講座@[2015年05月15日(Fri)]
被害者支援活動員養成講座(第7期生)がスタートしました。
受講生は33名。養成講座は6日間の日程で行われます。 初日は開講式に続いて、当センター副理事長の鈴木雅雄弁護士の講義、被害者ご遺族の講義等がありました。 内容の濃い講義が続きましたが、みなさん熱心に受講されました。 2日目からも、警察や検察庁の被害者支援、被害者のメンタルケア、被害者支援と医療の役割、電話相談のロールプレイ等々の講義が続きます。 多く方が、この養成講座で初めて「被害者支援」という分野に関わられます。 この講座を通して、支援センターでの活動内容、関係機関・団体との関わり等、多くのことを吸収していただきたいと思います。 スタッフもがんばります 移動相談車の導入[2015年05月12日(Tue)]
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