
国は本当に国民のことを考えているのか疑念を抱くのでは[2022年01月31日(Mon)]
スポニチ2021年12月16日付け「橋下徹氏 森友決済文書改ざん、突然の裁判終結に「国が真実を隠したいんでしょう。ひどい政府」」から、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月〜金曜前8・00)に出演。森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻、雅子さんが起こした訴訟で、国が突然、損害賠償責任を受け入れたことに言及した。
鈴木俊一財務相は決定までの詳しい経緯の説明を避けたが、世論の批判を浴び、政府内で触れることは「タブー」(財務省幹部)の問題を早期に終結させたいという岸田政権の思惑が透ける。「真相が解明されない」との指摘が出ているが、鈴木財務相は「丁寧な対応に努めてきた」と説明した。一方、雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、今日もまたうちのめされてしまいました」「真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わってしまい、悔しくて仕方がない」と話した。
橋下氏は「国が真実を隠したいんでしょう。日本政府、こんなにひどい政府なのかって嫌気さしますよ」と言い、「普段、お金で早く解決してほしいっていう被害者に対しては国は徹底的に争って時間を引き延ばして、そんな裁判いくらでもあるんですよ」と指摘。「今回、赤木さんの件は、赤木さんは直ちにお金をくれって話じゃなくて、真実を明らかにしてほしい。これねえ、本当に日本政府ねえ、誠意を見せるんだったら、きちっと赤木さんが言っている事実について、これは違う、これは認めるってことをやらないと、国民をばかにしすぎ。本当に腹立たしい」と語気を強めた。
そして「佐川さんの裁判がまだ維持されているんですが、公務員個人は責任を負わないんですよ、基本的には。これはもう国家賠償といって国が責任を負うことで、佐川さんの裁判というものは、おそらくここでは真実が明らかになりません。ということになると、なかなか赤木さんが経緯をすべて明らかにするっていう手立て、もうなくなってしまいますよね」とし、「岸田政権はきちっと謝るところは謝り、誠意を見せるって言うんであれば、今回の裁判は時間をかけてでも、しっかり事実について一つ一つ赤木さんの主張に対して答えるべきだと思います。本当に国民に対して誠意を示してもらいたい。納税者に対して誠意を示してもらいたいですよ」と語気を強めた。
東スポ2021年12月16日付け「森友文書改ざん訴訟で国が突然終了=@赤木さん妻「ふざけるな」代理人「極めて卑劣」から、臭いものにフタなのか――。学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当していた元財務省近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54)が、佐川宣寿元国税庁長官(64)の指示で決裁文書改ざんを強制され自殺に追い込まれたとして、妻の雅子さん(50)が国と佐川氏に計約1億1000万円の損害賠償を求めた訴訟の進行協議(非公開)が15日、大阪地裁で開かれ、国側は原告側の請求を全面的に認める「認諾」の手続きを取り、裁判が終結した。
国側は地裁に提出した書面で、赤木さんの自殺の原因を「決裁文書の改ざん指示への対応を含め、さまざまな業務に忙殺され、過剰な負荷が継続したことにより、自死に至った」と説明。「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」として認諾するとした。
国が全面的に主張を認めるとあれば、原告にとっては喜ばしいことと受け取れる。実際に国の認諾が報じられると、雅子さんのもとには「おめでとう」「良かったね」といった連絡が寄せられた。しかし、原告側代理人によると、認諾とは請求を認めているだけで、事実関係を認める「権利自白」とは異なるという。
そもそも、1億円を超える損害賠償を請求したのは、国が認諾することで真相にフタをするのを避けるのが狙いだったが、国側の代理人は協議で突然、「認諾する」と主張。事前の通告はなく、裁判所も寝耳に水の話だった。
それだけに、原告側代理人は「信義則に反する。あまりにも不意打ちで不誠実で極めて卑劣だ。『お金を払えばいいんでしょ?』という対応を国がしたことに強く抗議した」「これまでの訴訟で事実が解明されつつあったからこそ、都合の悪い真実にフタをするために認諾した。誰が見ても、それ以外理解できない」と怒りを隠さない。雅子さんも「ふざけるなと思った。私はなぜ夫が死ななければいけなかったのかを知りたい。お金を払えば済む問題じゃない」と胸中を吐露した。
国の認諾を受け、訴訟は佐川氏との裁判に舞台を移す。雅子さんは「夫にちゃんと顔向けできるように、これからも方法を考えながらやっていきたい」と、今後も夫の死の真相を求め続けるつもりだ。
森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻、雅子さんが起こした訴訟で、国が突然、損害賠償責任を受け入れたことに言及した。鈴木俊一財務相は決定までの詳しい経緯の説明を避けたが、世論の批判を浴び、政府内で触れることは「タブー」(財務省幹部)の問題を早期に終結させたいという岸田政権の思惑が透ける。「真相が解明されない」との指摘が出ているが、鈴木財務相は「丁寧な対応に努めてきた」と説明した。一方、雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、今日もまたうちのめされてしまいました」「真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わってしまい、悔しくて仕方がない」と話した。どうして赤木さんの奥さんの気持ちに寄り添って真相を究明して謝罪しようとしないのでしょうか。賠償金を支払えばすべて解決という判断は国民のことを考えていると言えないでしょう。「ふざけるな、国に殺された。何度となく殺されてきたけれど、打ちのめされてしまった」という気持ちを理解できなかったのでしょうか。残念な国の対応ではないでしょうか。橋下氏は「国が真実を隠したいんでしょう。日本政府、こんなにひどい政府なのかって嫌気さしますよ」と言い、「普段、お金で早く解決してほしいっていう被害者に対しては国は徹底的に争って時間を引き延ばして、そんな裁判いくらでもあるんですよ」と指摘。「今回、赤木さんの件は、赤木さんは直ちにお金をくれって話じゃなくて、真実を明らかにしてほしい。これねえ、本当に日本政府ねえ、誠意を見せるんだったら、きちっと赤木さんが言っている事実について、これは違う、これは認めるってことをやらないと、国民をばかにしすぎ。本当に腹立たしい」と語気を強めた。国の都合に合わせてばかりの対応に国民は怒り心頭でしょう。どうしてこのような国になってしまったのでしょう。いつからこのような状況に陥ってしまったのでしょう。検証する必要があるでしょう。国民は赤木さんだけの問題と他人事のように考えずに大きな声を上げなければ今後のこのようなことが続く可能性があるかもしれません。
鈴木俊一財務相は決定までの詳しい経緯の説明を避けたが、世論の批判を浴び、政府内で触れることは「タブー」(財務省幹部)の問題を早期に終結させたいという岸田政権の思惑が透ける。「真相が解明されない」との指摘が出ているが、鈴木財務相は「丁寧な対応に努めてきた」と説明した。一方、雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、今日もまたうちのめされてしまいました」「真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わってしまい、悔しくて仕方がない」と話した。
橋下氏は「国が真実を隠したいんでしょう。日本政府、こんなにひどい政府なのかって嫌気さしますよ」と言い、「普段、お金で早く解決してほしいっていう被害者に対しては国は徹底的に争って時間を引き延ばして、そんな裁判いくらでもあるんですよ」と指摘。「今回、赤木さんの件は、赤木さんは直ちにお金をくれって話じゃなくて、真実を明らかにしてほしい。これねえ、本当に日本政府ねえ、誠意を見せるんだったら、きちっと赤木さんが言っている事実について、これは違う、これは認めるってことをやらないと、国民をばかにしすぎ。本当に腹立たしい」と語気を強めた。
そして「佐川さんの裁判がまだ維持されているんですが、公務員個人は責任を負わないんですよ、基本的には。これはもう国家賠償といって国が責任を負うことで、佐川さんの裁判というものは、おそらくここでは真実が明らかになりません。ということになると、なかなか赤木さんが経緯をすべて明らかにするっていう手立て、もうなくなってしまいますよね」とし、「岸田政権はきちっと謝るところは謝り、誠意を見せるって言うんであれば、今回の裁判は時間をかけてでも、しっかり事実について一つ一つ赤木さんの主張に対して答えるべきだと思います。本当に国民に対して誠意を示してもらいたい。納税者に対して誠意を示してもらいたいですよ」と語気を強めた。
東スポ2021年12月16日付け「森友文書改ざん訴訟で国が突然終了=@赤木さん妻「ふざけるな」代理人「極めて卑劣」から、臭いものにフタなのか――。学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当していた元財務省近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54)が、佐川宣寿元国税庁長官(64)の指示で決裁文書改ざんを強制され自殺に追い込まれたとして、妻の雅子さん(50)が国と佐川氏に計約1億1000万円の損害賠償を求めた訴訟の進行協議(非公開)が15日、大阪地裁で開かれ、国側は原告側の請求を全面的に認める「認諾」の手続きを取り、裁判が終結した。
国側は地裁に提出した書面で、赤木さんの自殺の原因を「決裁文書の改ざん指示への対応を含め、さまざまな業務に忙殺され、過剰な負荷が継続したことにより、自死に至った」と説明。「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」として認諾するとした。
国が全面的に主張を認めるとあれば、原告にとっては喜ばしいことと受け取れる。実際に国の認諾が報じられると、雅子さんのもとには「おめでとう」「良かったね」といった連絡が寄せられた。しかし、原告側代理人によると、認諾とは請求を認めているだけで、事実関係を認める「権利自白」とは異なるという。
そもそも、1億円を超える損害賠償を請求したのは、国が認諾することで真相にフタをするのを避けるのが狙いだったが、国側の代理人は協議で突然、「認諾する」と主張。事前の通告はなく、裁判所も寝耳に水の話だった。
それだけに、原告側代理人は「信義則に反する。あまりにも不意打ちで不誠実で極めて卑劣だ。『お金を払えばいいんでしょ?』という対応を国がしたことに強く抗議した」「これまでの訴訟で事実が解明されつつあったからこそ、都合の悪い真実にフタをするために認諾した。誰が見ても、それ以外理解できない」と怒りを隠さない。雅子さんも「ふざけるなと思った。私はなぜ夫が死ななければいけなかったのかを知りたい。お金を払えば済む問題じゃない」と胸中を吐露した。
国の認諾を受け、訴訟は佐川氏との裁判に舞台を移す。雅子さんは「夫にちゃんと顔向けできるように、これからも方法を考えながらやっていきたい」と、今後も夫の死の真相を求め続けるつもりだ。
森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻、雅子さんが起こした訴訟で、国が突然、損害賠償責任を受け入れたことに言及した。鈴木俊一財務相は決定までの詳しい経緯の説明を避けたが、世論の批判を浴び、政府内で触れることは「タブー」(財務省幹部)の問題を早期に終結させたいという岸田政権の思惑が透ける。「真相が解明されない」との指摘が出ているが、鈴木財務相は「丁寧な対応に努めてきた」と説明した。一方、雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、今日もまたうちのめされてしまいました」「真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わってしまい、悔しくて仕方がない」と話した。どうして赤木さんの奥さんの気持ちに寄り添って真相を究明して謝罪しようとしないのでしょうか。賠償金を支払えばすべて解決という判断は国民のことを考えていると言えないでしょう。「ふざけるな、国に殺された。何度となく殺されてきたけれど、打ちのめされてしまった」という気持ちを理解できなかったのでしょうか。残念な国の対応ではないでしょうか。橋下氏は「国が真実を隠したいんでしょう。日本政府、こんなにひどい政府なのかって嫌気さしますよ」と言い、「普段、お金で早く解決してほしいっていう被害者に対しては国は徹底的に争って時間を引き延ばして、そんな裁判いくらでもあるんですよ」と指摘。「今回、赤木さんの件は、赤木さんは直ちにお金をくれって話じゃなくて、真実を明らかにしてほしい。これねえ、本当に日本政府ねえ、誠意を見せるんだったら、きちっと赤木さんが言っている事実について、これは違う、これは認めるってことをやらないと、国民をばかにしすぎ。本当に腹立たしい」と語気を強めた。国の都合に合わせてばかりの対応に国民は怒り心頭でしょう。どうしてこのような国になってしまったのでしょう。いつからこのような状況に陥ってしまったのでしょう。検証する必要があるでしょう。国民は赤木さんだけの問題と他人事のように考えずに大きな声を上げなければ今後のこのようなことが続く可能性があるかもしれません。