「敵」「味方」と分断するのでなく、議論を深めることが得策では[2018年11月30日(Fri)]
朝日新聞10月1日付け「「これからのニュース番組に求められること」」から、権力チェックはメディアの大事な役割なのに、そうした前提すら揺らいでいると感じています。かつてはもっと是々非々でしたが、今はおうおうにして「批判=反権力」と片づけられ、肝心な中味についての議論にはなりにくい。社会の分断を超えて届く言葉をどう紡ぐか、今のメディアの大きな課題だ。メディアの言葉が、本質ではなく言葉づらでしか見られなくなったり、「敵」か「味方」かという軍事的用語で判断されて片づけられてしまったり、という風潮に歯止めをかけないといけないと思います。そのためには批判的な意見を言う人は「敵」ではなく、共に社会を良くしようと研鑽し合う、いわば「ライバル」なのだと認識を改める必要があります。ライバルであれば、目標は同じなので意見が異なっても「話せば分かる」関係を構築できるはずですから。理論的でありながらもいろいろな立場の人の心情をくみ取りながら伝える。それができていれば、視聴者は番組を信頼し、安心して見てくれるようになると思いますよ。
是々非々の論議がなくなり、「敵」、「味方」という見方だけで分断が進んでいるのでしょうか。話し合う、対話する、議論するということは時間がかかることですが、そのプロセスを経ずに短絡的に「敵」だ「味方」だと決めつける風潮に覆われてしまっていることがいいわけがありません。批判的な意見を言う人は「敵」ではなく、共に社会を良くしようと研鑽し合う、いわば「ライバル」なのだと認識を改める必要があります。ライバルであれば、目標は同じなので意見が異なっても「話せば分かる」関係を構築できるはずですから。理論的でありながらもいろいろな立場の人の心情をくみ取りながら伝える。このような考え方が大事であり主流にならなければならないのではないでしょうか。マスメディがどのような立ち位置で番組をつくっていくかが大事なのではないでしょうか。議論を深めるようなマスメディアの戦略を期待したいです。
是々非々の論議がなくなり、「敵」、「味方」という見方だけで分断が進んでいるのでしょうか。話し合う、対話する、議論するということは時間がかかることですが、そのプロセスを経ずに短絡的に「敵」だ「味方」だと決めつける風潮に覆われてしまっていることがいいわけがありません。批判的な意見を言う人は「敵」ではなく、共に社会を良くしようと研鑽し合う、いわば「ライバル」なのだと認識を改める必要があります。ライバルであれば、目標は同じなので意見が異なっても「話せば分かる」関係を構築できるはずですから。理論的でありながらもいろいろな立場の人の心情をくみ取りながら伝える。このような考え方が大事であり主流にならなければならないのではないでしょうか。マスメディがどのような立ち位置で番組をつくっていくかが大事なのではないでしょうか。議論を深めるようなマスメディアの戦略を期待したいです。