不便だからこそ考え行動することで前向きになれる[2015年12月31日(Thu)]
朝日新聞12月9日付け「離島という最前線から学ぶ」から、「移住定住」をテーマにアンケートをしたところ、7割が「不便」と答えました。そうですね、でも便利じゃないから、足りないものを補うために手を動かしたり、人と助け合ったりする。都会ならお金があれば人としゃべらなくても生きて行けますが、島ではそうはいかない。まわりの人といい関係を築けなければ、食べものさえ手に入れることもない。煩わしさも含めて人と関わるのが生きていくということ。急いで進む中で見失ってしまった、当たり前のことを教えられます。人口減少と騒がれていますが、振り返れば、江戸時代には3千万人程でした。その後、急激に増えたのが異常だったのです。これから徐々に減り、そのうち適正な規模になるだけ。悲観することはないと思います。縮む時代を楽しく過ごすには、様々なものが「ない」中で生き残ってきた離島から学べることはありそうです。
不便だからこそ自分自身から動いて回り、人とつながり助け合っているうちに地域に根ざして行くのではないでしょうか。人間は便利過ぎると思考回路が働かなくなってしまうのでしょう。人間関係を構築するのは煩わしいし面倒ですが、1人では生きて行くことができません。これからは政権が掲げるような成長路線に舵をとるのではなく、縮まる社会ということを意識して経済的には多少満たされなくとも国民の幸福度が高まる新たな道を模索する必要があるのではないでしょうか。若い人たちは離島や地方の小さな農山村などの不便な生活から学ぶことは大きいのではないでしょうか。自分の人生観を変えるような出会いを求めてほしいと思います。
不便だからこそ自分自身から動いて回り、人とつながり助け合っているうちに地域に根ざして行くのではないでしょうか。人間は便利過ぎると思考回路が働かなくなってしまうのでしょう。人間関係を構築するのは煩わしいし面倒ですが、1人では生きて行くことができません。これからは政権が掲げるような成長路線に舵をとるのではなく、縮まる社会ということを意識して経済的には多少満たされなくとも国民の幸福度が高まる新たな道を模索する必要があるのではないでしょうか。若い人たちは離島や地方の小さな農山村などの不便な生活から学ぶことは大きいのではないでしょうか。自分の人生観を変えるような出会いを求めてほしいと思います。