• もっと見る
« 2025年11月 | Main | 2026年01月 »
<< 2025年12月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
Tomoko
虹の懸け橋 (10/05)
大館市A
東北地方太平洋地震 (03/13)
藤原 克己
NPO法人の活動資金 (02/28)
モヤコ
買ってもらえる民芸品 (02/19)
孤独死を自分事として考えることができれば捉え方が変わるのでは[2025年12月22日(Mon)]
 ytv2025年7月26日付け「孤独死は年間2万1856人…生きがいや人とのつながり生む『令和の居場所』地域交流の新たなカタチとは」から、2025年4月、政府は孤立死に関する初の推計を発表しました。2024年は2万1856人が誰にも看取られることなく自宅で亡くなり、うち約71.5%を高齢者が占めました。しかし、自治会や町内会など、従来からある地域のつながりは希薄化しています。いかにして高齢者の居場所を生み出すのか…住宅街でひっそりと営む「シニア食堂」、そして田んぼの中にポツンと佇むフィットネスジム。“令和の公民館”とも言える地域交流の新たなカタチを取材しました。
サークルで活況の公民館 しかし利用者数は減少傾向
取材班が向かったのは、大阪府堺市にある公民館。
(番組ディレクター) 「平日の午前中ですが、運動ができるホールなどは高い利用率になっているといいます」  
この日の午前中、公民館は地域住民らでつくる4つのサークルでにぎわっていました。
約30年活動を続けるエアロビクスのサークル。
(参加者ら) 「暑い…暑い…」
(参加者/70代) 「リズムが流れてくると、動けるという感じがします。 楽しい!」
こちらは、絵手紙の教室です。
(参加者) 「それもいいな。ガクアジサイもいいな」  
堺市にある6つの公民館は、去年1年間で、延べ約13万5000人が利用しました。
(利用者) 「気持ちが塞いでいるときでも、ここに来たらパッと明るくなって楽しくなる。
だから結局何も作業しないで帰るときもあるんです。ものすごく公民館ってありがたいし、地元に息づいています」  
公民館は、気兼ねなく仲間同士が集える地域交流の拠点。しかし堺市では利用者数が減少傾向にあり、全国の公民館の数も年々減っています。
人と人のつながりが薄れつつある社会で、どうすれば地域交流の場を生み出せるのでしょうか?
初対面でも楽しそうに会話 広がる『シニア食堂』
東京都荒川区に、そのヒントがありました。荒川区に住む、古谷ユキエさんと廣實三枝子さん。ご近所同士の2人は、ある活動をしています。
(町会婦人部のメンバー) 「古谷さん、カレー粉の買い置きあるの?」
(古谷ユキエさん) 「買い置きはあるかもしれない」
(町会婦人部のメンバー) 「あったらほしいね」
(廣實三枝子さん) 「手作りのドレッシングです」
毎週水曜日、お昼の1時間限定で開く食堂『より処』。2024年11月、町会の婦人部のメンバーと共にオープンさせました。食器や調理家電はメンバーで持ち寄って活動しています。
(古谷さん) 「ここで前に、とんかつ屋さんをやっていたんですよ。でもその人が亡くなってしまって、みんな寂しくなっちゃって。何にもお店がなくなっちゃって。ここで(食堂を)やると言って始まった」
(廣實さん) 「町会の婦人部の役員で、声をかけていただきました。私もちょうど何かボランティアをしたいなと思っていたので」
第1水曜日の献立は、カレーと決まっています。地域の祭りでも作る定番メニューです。
一食400円で、20人分を用意します。開店時間が近づくと、早速、利用客がやってきました。
(町会婦人部のメンバー) 「きょう一人ですか?」
(利用客) 「うん。病院なのよ」
(町会婦人部のメンバー) 「珍しい」
(利用客) 「『ころばん体操』の帰りなんですよ」 「あ〜そうなの。私も「ころばん体操」を老人福祉センターで月に2回やっています」 「あ〜そうですか」
こちらの2人の利用客は、この日が初対面だといいます。
(利用客) 「お昼は一人なんですよね。ですから、こういうもの(食堂)があると助かりますよね」 「お皿もお茶碗も洗わなくて済むから」 「ははは」
(利用客) 「スーパーでお弁当を買って温めてというよりは、みそ汁が温かいしさ、ご飯が温かいしさ、おかずが温かいしさ、やっぱりいいよ」  
こうした食事を通して高齢者らが交流できる場は、『シニア食堂』と呼ばれています。荒川区には、ほかにも3か所あり、保健所から衛生管理などの指導も受けています。
顔なじみになれば、互いの変化にも気づきあえます。荒川区は『シニア食堂』を住民主体の介護予防活動と位置付け、運営費として月2万円を補助しています。
(荒川区高齢者福祉課・田上誠二課長) 「出かける場所やしゃべる相手、そういったものがないと、どうしても家の中に閉じこもりがちになってしまうのが高齢者の方々の特性だと思っておりますので、出かけていく場所を引き続き作っていけたら」
田んぼが広がる風景の中にポツンと施設 高齢者が通う理由
“高齢者が積極的に出かける”場所は、人口約5800人の三重県木曽岬町にも。田んぼが広がる風景の中に―。
ポツンとたたずむ、無人のフィットネスジムです。
町内に住む70代の加藤寛さん。2024年7月にジムがオープンしてから、多いときには週に4〜5回通っています。
内ももを引き締めるアダクション!下半身を強化、レッグプレス!そして、背中の筋肉に働きかけるラットプルダウン!数分ごとにマシンを替えていきます。  
加藤さんは、50代を境に病気やケガをしやすくなったといいます。さらに定年退職後には、外出の機会が減ったことで、友人とも疎遠になりつつありました。加藤さんにとって、ジムは健康を維持する場であり、社会との接点でもあります。
(加藤寛さん) 「(鍛える)目的いくつかあるうちの一つがこれ。北穂高岳を登ったときのTシャツ。米寿でアルプスを登るのが夢なんだけれど、ちょっとでも登山とかをしたいという思いがあって」
若いころの青春を取り戻すという夢も、加藤さんの原動力です。実はこのジムは、木曽岬町と全国でヘルスケア事業などを展開するライザップグループが協定を結んで出店した「官民連携」の店舗。町の空き施設を改装して使っています。
(ライザップグループ・田中聡美さん) 「(地方でも)空き家の増加や高齢者の孤立といったものが課題になっています。民間企業として何かできないかということで、こういった(官民連携の)事業をさせていただいております」
町は、この施設をライザップグループ側に無償で貸し出しています。ライザップグループは、人口の少ない地方で事業が失敗するリスクを抑えられる一方、町側も空き施設を有効活用できる、ウィンウィンの関係です。
木曽岬町の店舗に通う利用者は400人を超え、全国の店舗の平均と比べても、50代以上の利用率が高いといいます。
(利用者) 「お友達同士です」 「私は長年の肩こりが治りました。それが一番よかったです」 「外を歩きたいけれど、花粉症で外を歩けないから、こういうところでやった方がいい」
ジムの出店は、町にとって、どんな意味を持つのでしょうか?町長は令和のコミュニティーづくりのヒントを得たと感じています。
(木曽岬町・三輪一雅町長) 「自治会に入りたくないという方が本当に増えてきています。ご近所さんとお付き合いするというよりは、自然に自分が好きだから、そこに関わるんだという取り組みをサポートしていくことで、地域のつながりを少しでも保っていくという時代に来たのかなという感じはしています」
加藤さんにとってのジムの魅力は、ほかの利用者から受ける刺激です。
(加藤さん) 「いま(トレッドミルで走っている人の)足音が聞こえているでしょ。本当に尊敬します。自分もああなりたいというものが、(ジムには)いっぱい詰まっています」   
人生の生きがい、そして人とのつながりを求めて…令和の時代の居場所づくりは多様化しています。
番組ディレクターの取材後記
公民館のサークル、あるいは自治会や町内会といった組織など、従来からある地域コミュニティーの維持は、ますます難しくなっていきます。地域のつながりを生むためには、こうした集まる『場』はもちろん重要ですが、そのうえで、高齢者が出かけたいと思える『理由』を、行政と民間がアイデアを出し合ってつくりだしていくことが、令和の時代に求められるコミュニティーづくりのあり方だと思います。DSC00842.JPG

 2024年は2万1856人が誰にも看取られることなく自宅で亡くなり、うち約71.5%を高齢者が占めました。しかし、自治会や町内会など、従来からある地域のつながりは希薄化しています。自分事として考えなければ希薄化していきますね。堺市にある6つの公民館は、去年1年間で、延べ約13万5000人が利用しました。「気持ちが塞いでいるときでも、ここに来たらパッと明るくなって楽しくなる。だから結局何も作業しないで帰るときもあるんです。ものすごく公民館ってありがたいし、地元に息づいています」公民館は、気兼ねなく仲間同士が集える地域交流の拠点。しかし堺市では利用者数が減少傾向にあり、全国の公民館の数も年々減っています。人と人のつながりが薄れつつある社会で、どうすれば地域交流の場を生み出せるのでしょうか?公民館は住民が集まって対話をしたり活動できるようにすることは大事ですね。毎週水曜日、お昼の1時間限定で開く食堂『より処』。2024年11月、町会の婦人部のメンバーと共にオープンさせました。食器や調理家電はメンバーで持ち寄って活動しています。第1水曜日の献立は、カレーと決まっています。地域の祭りでも作る定番メニューです。一食400円で、20人分を用意します。開店時間が近づくと、早速、利用客がやってきました。顔なじみになれば、互いの変化にも気づきあえます。荒川区は『シニア食堂』を住民主体の介護予防活動と位置付け、運営費として月2万円を補助しています。料理作りをして一緒に会食するのはいいですね。ポツンとたたずむ、無人のフィットネスジムです。町内に住む70代の加藤寛さん。2024年7月にジムがオープンしてから、多いときには週に4〜5回通っています。内ももを引き締めるアダクション!下半身を強化、レッグプレス!そして、背中の筋肉に働きかけるラットプルダウン!数分ごとにマシンを替えていきます。加藤さんは、50代を境に病気やケガをしやすくなったといいます。さらに定年退職後には、外出の機会が減ったことで、友人とも疎遠になりつつありました。加藤さんにとって、ジムは健康を維持する場であり、社会との接点でもあります。フィットネスジムを活用した筋力アップは健康維持につながるでしょう。「(地方でも)空き家の増加や高齢者の孤立といったものが課題になっています。民間企業として何かできないかということで、こういった(官民連携の)事業をさせていただいております」町は、この施設をライザップグループ側に無償で貸し出しています。ライザップグループは、人口の少ない地方で事業が失敗するリスクを抑えられる一方、町側も空き施設を有効活用できる、ウィンウィンの関係です。木曽岬町の店舗に通う利用者は400人を超え、全国の店舗の平均と比べても、50代以上の利用率が高いといいます。「お友達同士です」 「私は長年の肩こりが治りました。それが一番よかったです」「外を歩きたいけれど、花粉症で外を歩けないから、こういうところでやった方がいい」全国的に広がっていけばいいですね。人生の生きがい、そして人とのつながりを求めて…令和の時代の居場所づくりは多様化しています。公民館のサークル、あるいは自治会や町内会といった組織など、従来からある地域コミュニティーの維持は、ますます難しくなっていきます。地域のつながりを生むためには、こうした集まる『場』はもちろん重要ですが、そのうえで、高齢者が出かけたいと思える『理由』を、行政と民間がアイデアを出し合ってつくりだしていくことが、令和の時代に求められるコミュニティーづくりのあり方だと思います。その通りではないでしょうか。DSC00841.JPG

| 次へ
プロフィール

元気さんさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/genkijuku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/genkijuku/index2_0.xml
お問合せは下記よりお願いします。返信にはお時間をいただく事がございます。