本当に国民一人ひとりのことを考えて政策を行っているのでしょうか[2021年06月09日(Wed)]
朝日新聞2020年12月1日付け「この牛刀はバランスを欠く」から、日本の対策規模は他国と比べて異常なほど巨額だ。感染者数が世界最大、1200万人を超えるアメリカが対GDP比15%、100万人超のドイツ、イタリアが同30%台なのに、感染者数14万人の日本は総額233.9兆円、対GDP比は主要7カ国(G7)で最高の42%だ。
非常時に国が借金してでも経済を下支えすることは否定しない。だが、モノには限度というものがある。優先順位づけも費用対効果の判断も必要なはずだ。
医療は崩壊の危機に瀕しているというのに、感染症対策は国民の努力と自粛を呼びかけるだけ、不要不急の外出自粛という一方で旅行に行ってください。外食してくださいと旅行券や食事券を配る。口では「医療と経済のバランス」と言うが、実のところ政府は経済しか見ていないのではないか。
さらに言えば困窮しているのは旅行業界や飲食業界だけではない。1番打撃を受けているのは社会の最も弱い人たちだ。10月の女性の自殺者数は速報値で851人と前年同月比8割増となった。
気が付けば、とうに韓国を超え、ついに中国も上回った。経済活動の維持といって特定業界に金をばらまくだけでは、ウイズコロナ、アフターコロナの世界は描けない。どう考えても日本政府のやっていることはバランスを欠いている。
日本の対策規模は他国と比べて異常なほど巨額だ。感染者数が世界最大、1200万人を超えるアメリカが対GDP比15%、100万人超のドイツ、イタリアが同30%台なのに、感染者数14万人の日本は総額233.9兆円、対GDP比は主要7カ国(G7)で最高の42%だ。借金が積み重なって財政が厳しい時に非常時とは言っても巨額の資金を投入するとすれば、はっきりとした目的と国民のためになる対策が講じられなければならないのではないでしょうか。優先順位と費用対効果を真剣に考えて政策を推進しているのでしょうか。医療は崩壊の危機に瀕しているというのに、感染症対策は国民の努力と自粛を呼びかけるだけ、不要不急の外出自粛という一方で旅行に行ってください。外食してくださいと旅行券や食事券を配る。口では「医療と経済のバランス」と言うが、実のところ政府は経済しか見ていないのではないか。国民の健康と命よりも経済しか考えていないと思われるのではないでしょうか。さらに言えば困窮しているのは旅行業界や飲食業界だけではない。1番打撃を受けているのは社会の最も弱い人たちだ。10月の女性の自殺者数は速報値で851人と前年同月比8割増となった。旅行業界と飲食業界だけを考えて経済はよくなると言えるのでしょうか。国民のために長期にわたって頑張り続けている医療関係者に対する配慮が足りないのではないでしょうか。国民のことを真剣に考えてビジョンを描き、コロナウイルスと共生していかなければならないという覚悟が必要になるのではないでしょうか。
非常時に国が借金してでも経済を下支えすることは否定しない。だが、モノには限度というものがある。優先順位づけも費用対効果の判断も必要なはずだ。
医療は崩壊の危機に瀕しているというのに、感染症対策は国民の努力と自粛を呼びかけるだけ、不要不急の外出自粛という一方で旅行に行ってください。外食してくださいと旅行券や食事券を配る。口では「医療と経済のバランス」と言うが、実のところ政府は経済しか見ていないのではないか。
さらに言えば困窮しているのは旅行業界や飲食業界だけではない。1番打撃を受けているのは社会の最も弱い人たちだ。10月の女性の自殺者数は速報値で851人と前年同月比8割増となった。
気が付けば、とうに韓国を超え、ついに中国も上回った。経済活動の維持といって特定業界に金をばらまくだけでは、ウイズコロナ、アフターコロナの世界は描けない。どう考えても日本政府のやっていることはバランスを欠いている。
日本の対策規模は他国と比べて異常なほど巨額だ。感染者数が世界最大、1200万人を超えるアメリカが対GDP比15%、100万人超のドイツ、イタリアが同30%台なのに、感染者数14万人の日本は総額233.9兆円、対GDP比は主要7カ国(G7)で最高の42%だ。借金が積み重なって財政が厳しい時に非常時とは言っても巨額の資金を投入するとすれば、はっきりとした目的と国民のためになる対策が講じられなければならないのではないでしょうか。優先順位と費用対効果を真剣に考えて政策を推進しているのでしょうか。医療は崩壊の危機に瀕しているというのに、感染症対策は国民の努力と自粛を呼びかけるだけ、不要不急の外出自粛という一方で旅行に行ってください。外食してくださいと旅行券や食事券を配る。口では「医療と経済のバランス」と言うが、実のところ政府は経済しか見ていないのではないか。国民の健康と命よりも経済しか考えていないと思われるのではないでしょうか。さらに言えば困窮しているのは旅行業界や飲食業界だけではない。1番打撃を受けているのは社会の最も弱い人たちだ。10月の女性の自殺者数は速報値で851人と前年同月比8割増となった。旅行業界と飲食業界だけを考えて経済はよくなると言えるのでしょうか。国民のために長期にわたって頑張り続けている医療関係者に対する配慮が足りないのではないでしょうか。国民のことを真剣に考えてビジョンを描き、コロナウイルスと共生していかなければならないという覚悟が必要になるのではないでしょうか。