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政治に関心のない人たちに関心を持ってもらうことを考えるべきでは[2021年06月06日(Sun)]
 AERA2020年11月24日付け「古賀茂明「支持率高い菅政権のうさん臭さ」〈週刊朝日〉」から、誕生から2カ月経った菅義偉内閣。日本学術会議の会員任命拒否問題でミソをつけたが、依然として高支持率を維持し、支持の理由で「人柄が信頼できる」というポジティブな評価の割合も高い。
 ある野党支持者は私に、「菅氏は、安倍政権の官房長官で、森友学園、加計学園、桜を見る会などあらゆるスキャンダルの隠蔽に加担した人なのに、支持率が高いのはおかしい。世論調査は政権への忖度で嘘の数字を作っているのではないか」と疑念を呈していた。  
こうした野党支持者の意識と世論調査結果とのギャップの背景に何があるのか。今回は、その参考になりそうな、ある男子学生の話を紹介したい。
「政治? ほとんど関心なかったけど、就活が始まるからって親に言われてワイドショーとか見るようになった。コロナで家にいること増えたしね」
「政治家で知ってる人は、9月までは安倍首相だけだったな。首相が誰かとか初めて意識したのは中2くらい。それから今までずっと安倍さんが首相だから。それ以外は知らない」 「進次郎? それは知ってる。滝クリと結婚したよね。親父が有名な政治家だったとか。歴史の教科書には載ってなかったような気がするけど」 「アベノミクス? よく聞く言葉だね。おかげで景気が良くなったんだよね」
「大学の先生がよく言ってた。あんたたちはラッキーだって。昔は正社員になるの大変だったって。正社員になれないまま、今も派遣とかで働いている人も多いのに、俺らは人手不足で、贅沢言わなきゃ内定が楽にもらえるからって。今はコロナでそうもいかなくなっちゃったけど」 「景気とか言われてもわかんないけど、最近は時給がどんどん上がってたよね。おふくろのパートでも上がったって喜んでた。景気いいのかなって感じだよね」
「菅首相? それよりびっくりしたのは、安倍首相が突然辞めたこと。わあ、辞めるんだ、って。病気だよね。それ聞いて、頑張ってたんだなって思った」
「菅っていう人、全然知らなかったと思ったら、令和おじさんだったんだよね。どっか山の中から出てきて苦労した人だって親父が言ってた。パンケーキが好きとか、笑っちゃうよね。官房長官?よくわかんないけど、結構偉かったんだ!」
 「菅首相支持するかどうかって? うーん。わかんないけど。スマホ代下げるんでしょ。不妊治療とかは俺にはあまり関係ないけど、悪くはないよね。どっちか選べって言われたら、まあ、支持、かな。特に悪いこともないしね」
「でも、コロナは何とかしてもらいたいよね。外国よりはずっとましだけどね。就活に影響あるし。コロナ収めてくれたら、もっと支持率上がると思うよ」  
日本学術会議の騒ぎのちょっと前の話だし、たった一人の例だから、一般化するのは危険だが、話の流れとしては、こういう見方をしている人は確かに多いのかなという気はしてくる。問題は、どうしてこういう見方になってしまうのかということだ。  
マスコミ、とりわけテレビのワイドショーの報道の内容、そして、記者たちの真意がどこまで人々に伝わっているのか。  
相当な危機感を持ったほうがよさそうだ。
 朝日新聞2020年11月14日付け「安倍政権が「事実と異なる国会答弁」森友問題で139回」から、衆院調査局は24日、森友学園問題に関して、2017年2月から18年7月に安倍政権が行った事実と異なる国会答弁が計139回あったと明らかにした。
 衆院財務金融委員会で、調査を求めた立憲民主党の川内博史氏の質問に答えた。  
調査の対象は、17年2月15日から18年7月22日までの衆参両院の国会質疑で、当時の安倍晋三首相や佐川宣寿財務省理財局長(辞職後の証人喚問を含む)らが行った答弁。財務省が18年6月にまとめた森友問題に関する決裁文書改ざんに関する調査報告書と、会計検査院が同月に参院予算委に提出した報告に照らして内容が異なる答弁を数えた。  
その結果、財務省の報告書と異なるものが88回、会計検査院の報告と異なるものが51回の計139回に上った。  
この結果について、財務省の大鹿行宏理財局長は同委員会で、「何をもって虚偽(答弁)とするかは議論の余地があると思うが、答弁が行われたことは事実。深くおわび申し上げる」と述べた。62259106_2208386349278796_7507543794787549184_n.jpg

 虚偽答弁が当たり前のように行われる政治の状況を国民はどう思っているのでしょうか。政治に関心ないから関係ないのでしょうか。ある野党支持者は私に、「菅氏は、安倍政権の官房長官で、森友学園、加計学園、桜を見る会などあらゆるスキャンダルの隠蔽に加担した人なのに、支持率が高いのはおかしい。世論調査は政権への忖度で嘘の数字を作っているのではないか」と疑念を呈していた。政治に関心のある人の疑念でしょうが、現実は政治的なことに関心を示さない風潮が強まっているのではないでしょうか。特に若い世代の人たちは政治よりはSNSで友人、知人とやり取りすることが大事なのでしょう。残念ながら若い人たちは野党の人たちの訴えに耳を傾けるのが少ないのではないでしょうか。それは野党の人たちが若者や女性の心に響くような訴えをしていないことが大きいでしょう。さらには批判、反対するだけ政権の政策に対して国民が納得して支持してくれるような対案を提示できないからではないでしょうか。それにしても虚偽答弁をすることが当たり前のようになっている政治をどのようにするのでしょうか。衆参の国会並び、委員会の答弁はどうなっているのでしょうか。国会議員ならびに官僚は虚偽を話さないで本音で真実を訴える場にできないのでしょうか。厳しい政治状況になっている日本について国民はどう思っているのでしょうか。大きな声を上げる時には上げなければならないでしょう。政治を変えるには選挙で国民が意思表示することが大事でしょう。62177896_2208386019278829_7453181517548748800_n.jpg
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