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命と経済の両立ではなく1択とすればどちらを優先するのか[2021年05月30日(Sun)]
 朝日新聞2020年11月18日付け「欧州の医療現場襲う第2波」から、病床の数の限界が近づき、医療スタッフの不足も懸念される。感染が局地的だった今春の第1波と違い、感染が全土に広がっている。
 イタリアの地元メディアは、「新型コロナ感染者が病院に入れず、救急車が列をつくった」「救急病院で治療を待っていた患者が、病院のトイレで死亡した」などと医療現場の惨状を相次いで報じた。
 保健当局は集中治療用の病床を増やす方針だ。「ベッドを増やしても、対応する看護師などの医療スタッフがいない」との指摘がすでに出ている。
 感染者が欧州最多のフランスも厳しい状況が続く。病院に40ある集中治療病床のうち、空きは3床のみ。10月以降、他地域へ患者を搬送したり、コロナ以外の手術を延期したり、重症患者の入院を断る事態だけは避けてきた。だが、「春から手術を延期され続けているがん患者が複数いる。半年も遅れれば生存率が下がりかねない」と危機感を募らせる。
 ドイツも集中治療中の患者数は11月の2週間で約70%増え、3400人超に。医師や看護師らが足りず、患者を受け入れられなくなっている病院も増えている。RIMG0266.JPG

 アメリカだけでなくヨーロッパはもちろん世界中で第2波が第1波よりも高い波になって襲来している状況をどのように見るのでしょうか。日本でもGO TOキャンペーンで人の往来が多くなり、感染者数が激増しました。政府は命を守り経済も前に進めるという方針で政策を推進してきましたが、両方を進めるというのではなくどちらン絞るとなった場合はどう判断するのでしょうか。確かに経済を活性化しなければ雇用が失われてしまう人も現れるでしょう。会社も倒産してしまうかもしれません。大変重要なことであることを国民は十分にわかっているでしょう。しかし、コロナウイルスに感染して亡くなってしまう人が増えれば、その人の一生は終わってしまうことになります。生きていれば立ち上がることができるかもしれませんが、亡くなってしまえばその時点で終わってしまいます。世界中で医療現場の逼迫した状況になっていることを考えれば最優先にすることがわかってくるのではないでしょうか。救いたいと思っても医療現場が対処できずに亡くなってしまう人を出さないようにすることが大事なのではないでしょうか。命と経済を天秤にかけるのは大変難しいことですが、コロナウイルスの蔓延による難局を乗り切るためには命を最優先にして対策を講じる必要に迫られているのではないでしょうか。ただし、経済が悪化する状況で自殺に追い込まれる人がないようにセーフティーネットの充実を図るなど支援する必要があるでしょう。両立が難しければどちらか1つを選択するとなった場合にどのようにするのか真剣に受け止め考え結論を出す必要があるのではないでしょうか。RIMG0261.JPG
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