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物申すキャスターが少なくなる現状をどう捉えるか[2020年12月12日(Sat)]
 スポニチ2020年6月14日付け「テレ朝・富川アナ、消えぬ降板説 物申すキャスターは今や希少」から、新型コロナウイルスに感染したテレビ朝日の富川悠太アナは物凄い批判を浴びた。「報道ステーション」のメインキャスターとして「感染注意を呼び掛けていた立場なのに」って。
 今月4日に復帰した時、深々と頭を下げて謝罪していて「公開処刑みたいだった」とか「感染=犯罪じゃないのに」ってかばうような声も出たね。
 「ニュースステーション」がまだやっていたとして、久米宏が富川アナのようにコロナになったとしたら何て言っただろう。そんなことを考えてしまった。少し前まではどんな意見を言うのかって楽しみだったキャスターが結構いたよね。
 そうだね。みのもんた、鳥越俊太郎、筑紫哲也氏、古舘伊知郎…。今は物申すキャスターが少ない。残っているのは田原総一朗ぐらいかな。
 羽鳥慎一アナみたいにうまくコメンテーターに振って進行する人がありがたがられるんだろうね。その分、役割的に玉川徹氏みたいなコメンテーターが好き勝手なことを言っている。
 キャスターの一時代が終わったって感じがする。そういえば、ある元キャスターが「今の時代は自分が自分が…って前に出るタイプは求められない」って寂しそうに言っていたのを思い出した。
 強く主張するキャスターは局側が必要としない傾向があるそうだ。こういう時代だからこそ、富川アナの代役で出ていた小木逸平アナみたいに丁寧にしっかりと伝えるアナウンサーの評価が高いんだろうね。DSC01828.JPG

 悲しくつまらないマスメディアの現状ですね。特にNHKは自分の考えも言えないようなキャスターやアナウンサーばかりでマスメディアの使命を感じているとは言えないのではないでしょうか。政権の顔色をうかがって意向に沿うような放送を心がけているように見えるのは残念でしょう。NHKは国民の受信料であり立っているわけですから、政権に忠実である前に国民に対して忠実であるべきではないでしょうか。独立性が担保されなければならないでしょう。忠実に局の上司の言いなりになって丁寧にしっかり伝えていればいいということでしょうか。キャスターやアナウンサーが主義主張することを強く望んでいるわけではありませんが、どこの局も同じようなやり方なら個性も特色もなくつまらないものになってしまうのでしょう。政治の世界でも政権や与党などはマスメディアが政権批判するのは許されないと思っているのでしょうが、表現の自由を尊重すれば、ダメなことはダメ、間違っていることは間違っているはっきり指摘することが大事なのではないでしょうか。政権与党は長期にわたって政権を維持することが究極の目的なので、メスメディアの批判で国民の支持を失うことを怖がっているのでしょう。それ故にマスメディアに自由に発言されないように規制を加えようと躍起になるのではないでしょうか。DSC01824.JPG
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