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新型コロナウイルスと格差の問題との関係を考えるべきでは[2020年11月05日(Thu)]
 新型コロナウイルスで日本では著名人が亡くなったりしましたが、世界的に見ると、アメリカ、ブラジルなどでは、貧困層や格差に苦しんでいる人たちが犠牲になったのではないでしょうか。アメリカではアフリカ系、ヒスパニック系など社会的立場が弱く皆保険制度ではないために病院に行くことができずに亡くなってしまった人も多いのではないでしょうか。白人の人の犠牲者の数と比べて多かったという事実からわかるでしょう。さらには経済政策に力を入れる政権の方針でやむを得ず収入を得るために密集を避けることができないような仕事に従事していたことも原因でしょう。001.JPG

 ブラジルは大統領が経済優先を掲げ感染者数が激増しても経済封鎖をしない政策を推進した影響でどうしても生活のために働かなければならなかった低所得者などが感染して犠牲になることが多かったのではないでしょうか。新型コロナウイルスの蔓延、拡大によって感染者が増加に対処するのではなく、人命を尊重しないで経済を優先することで失われてしまうのは社会的に弱い立場の人たちである現実を受け止めなければならないのではないでしょうか。日本では国民が普段から手洗いを励行して、感染症を拡大させないようにマスクを装着することが抵抗なく行われているために犠牲者が海外と比較して少なかったのではないでしょうか。これからの時代は世界中でますます広がっている格差の解消の解決に向けて努力する必要があるのではないでしょうか。1部の富裕層だけがますます豊かになるのではなく、富裕層からの富の分配を格差解消のために有効活用することを考えるべきではないでしょうか。日本の社会でも格差が広がっている現状を正しく把握して消費税のように低所得者からも均一に取る仕組みよりも高額所得者の所得税率を適正に上げて立場の弱い人たちに分配できるような仕組みを真剣に考えるべきでしょう。お互い様という気持ちで助け合う社会にすべきではないでしょうか。006.JPG
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