時事通信2019年5月27日付け「日本政府、米にF35を105機購入の意向示す トランプ氏「同盟国中、最大の部隊に」」から、訪日中のドナルド・トランプ（Donald Trump）米大統領は27日、安倍晋三（Shinzo Abe）首相との日米首脳会談後の共同記者会見で、日本政府が米国製最新鋭ステルス戦闘機F35を105機購入する意向を表明したと明らかにした。記者会見でトランプ氏は、日本政府がF35を105機購入する意向を表明したと述べ、「これにより、日本は米同盟国の中で最大のF35部隊を擁することになる」と述べた。

　アメリカ大統領への過剰な接待ばかりでなく、F35を105機も購入するのはアメリカに寄り添い過ぎの偏った政策ではないでしょうか。国の借金が1100兆円を超えている状況で税金の使い方を吟味して無駄を省く必要があるのではないでしょうか。そのような状況でもアメリカのために防衛費だけを増額する路線は国民の納得を得ることができるのでしょうか。数の上で圧倒的に有利な状態にある現政権が予算を決めて執行できるからと言って、国民生活のことを第1に考えるのではなく、アメリカの大統領のご機嫌を取っているように見えてしまうのはいかがでしょうか。社会保障は年金も介護保険も破綻する可能性があるのではないでしょうか。そのような国民生活に直結した重要な政策を真剣に考える必要があるのではないでしょうか。国民が蔑ろにされているように感じるのではないでしょうか。国借金は次世代へのツケとして残り続けますが、現政権も国会議員も責任を取ることはないのでしょう。誰も責任を取ることがなく、残された借金を払い続ける人たちはどこに怒りを吐き出せばいいのでしょうか。