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食糧問題と肥満問題に立ち向かわなければならないのでは[2019年08月07日(Wed)]
 秋田さきがけ2019年5月15日付け「肥満や栄養不良拡大」から、飢餓人口は2017年時点で8億2100万人に上る。世界は増大した人口を養うのに十分な食料を生産しているにもかかわらず、飢餓は根絶されていない。脆弱な農村地域での十分な食料供給など引き続きの努力が必要だ。
 今新しく複雑な課題に直面している。20億以上が過体重、その3分の1が肥満という問題だ。肥満に国境はない。成人肥満率が急上昇している20カ国のうち8カ国はアフリカ諸国、過体重の5歳未満児3800万人のほぼ半数はアジア地域だ。肥満は年間2兆jもの医療費と生産性の損失をもたらす。肥満人口は間もなく飢餓人口を上回ると推計されるが、解決のめどはない。問題は、今日の食料システムが健康な生活に必要な栄養歩を供給していない点だ。肥満と栄養不良が拡大する一因は、コレステロールを高くする飽和脂肪や砂糖、塩、化学添加物を多く含む清涼飲料、ポテトチップスなどの「超加工食品」の大量消費だ。安く手軽に入手できるため、都市部の貧困世帯と結びつき、農村部でも急速に広まっている。
 農業生産のあり方を変えることが求められている。農家には換金作物だけでなく、果物や野菜を含む栄養価の高い作物の栽培を推奨すべきだ。家族農業を営む地元農家から作物を仕入れる政策・法律の整備が必要だ。また地元産品を使った給食を導入することで、地元の農家に市場を保証し、子どもたちの健康に良い作物の栽培を推奨することで、地域経済の活性化と貧しい地域の就学率改善など副次効果も生まれる。
 人類が直面する食料における課題は、もはや入手可能性や入手しやすさではない。食料の質こそが今日の課題なのだ。023.JPG

 まだ飢餓に苦しんでいる人たちが世界中に8億2100万人以上いる現実を受け止めなければなりませんが、それ以上に大変なのは肥満の問題ではないでしょうか。20億以上が過体重、その3分の1が肥満という問題です。アフリカやアジアなど恵まれない国で肥満が増えていることを真剣に考えなければならないのではないでしょうか。肥満は年間2兆jもの医療費と生産性の損失をもたらしています。その要因がコレステロールを高くする飽和脂肪や砂糖、塩、化学添加物を多く含む清涼飲料、ポテトチップスなどの「超加工食品」の大量消費であり、安く手軽に入手できるため、都市部の貧困世帯と結びつき、農村部でも急速に広まっていて、貧困の問題と密接に関連しています。農業生産を増やすことは大事ですが、農業生産のあり方を変えることが求められている。農家には換金作物だけでなく、果物や野菜を含む栄養価の高い作物の栽培を推奨して、家族農業を営む地元農家から作物を仕入れることが大事なのではないでしょうか。地元産品を使った給食を導入することで、地元の農家に市場を保証し、子どもたちの健康に良い作物の栽培をすることで、地域経済の活性化と貧しい地域の就学率改善など副次効果も生まれるでしょう。食料はこれからの世界の重要なキーワードになることは間違いありません。世界の人々の健康と食料について真剣に考える必要があるのでしょう。022.JPG
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