朝日新聞2019年3月20日付け「社会問題としての孤独」から、イギリス政府の戦略は、「政府は友達をつくれない。出来るのは社会の基礎強化を支援すること」と明確にする。高齢者・十代・子育て中の親さらに現役世代、誰をも孤独が襲う可能性。人と人を繋ぐ、社会的なつながりをつくり出すことが重要で、慈善団体、企業、病院、地方政府などとの連携支援を政策の基本とする。雇用の場やネットでの孤独やいじめの解消、地域での退職後の居場所場所づくりなども考えられる。孤独が社会問題化する時代。産業革命が福祉国家につながったように、今や、孤独対策は自助から互助や共助そしてさらに公助へと進むべき時代かもしれない。

　今の世の中は高齢者・十代・子育て中の親さらに現役世代、誰をも孤独が襲う可能性があるのではないでしょうか。今こそ人と人を繋ぐ、社会的なつながりをつくり出すことが重要になっているのではないでしょうか。孤独が社会化すると考える人は少なかったかもしれませんが、これから先重大な問題になっていく可能性が高いのではないでしょうか。そうならないためにも孤独対策を自助で済ませるのではなく、互助や共助そしてさらに公助という発想が必要になっているのではないでしょうか。人間は最後は孤独になって死んでいくことが多いかもしれませんが、孤独死する人が少なくなっていくような社会にすべきではないでしょうか。