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正しい判断だったと評価されるのでしょうか[2019年03月26日(Tue)]
 時事通信2019年2月19日付け「ノーベル賞「推薦」が波紋=安倍首相に批判、疑問の声−与野党」から、トランプ米大統領が安倍晋三首相からノーベル平和賞に推薦されたと明かし、日本政界に波紋を広げている。首相が18日、事実関係を否定しなかったことから、野党側は推薦を認めたと受け止め、「国益を損ねた」(長妻昭立憲民主党代表代行)と批判。与党内でも疑問視する声が上がった。首相は18日の衆院予算委員会で、野党議員から事実関係をただされ、「ノーベル委員会は推薦者と被推薦者を50年間は明らかにしない。コメントは差し控えたい」と説明。ただ、「事実ではないと言っているのではない」とも語り、歯切れの悪い答弁に終始した。一方、トランプ氏については「北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて果断に対応している。拉致問題の解決にも積極的に協力していただいている」と指摘。「リーダーシップを私は高く評価している」と強調した。平和賞推薦はトランプ氏が15日の記者会見で自ら明らかにした。5ページの推薦状のコピーを首相から渡され、「日本を代表して謹んであなたを推薦する」と伝えられたエピソードを披露。これについて外務省幹部は「普通はばらさないのに…」と戸惑いを隠さない。18日の予算委で、立憲会派の小川淳也氏は、中距離核戦力(INF)全廃条約破棄やイラン核合意離脱などトランプ氏の「実績」を列挙しながら、「どれ一つ取っても推薦はあり得ない。恥ずかしい」と批判。「ここまで対米追従しないと首相は務まらないのか」と収まらなかった。与党内でも閣僚経験者の一人は「国際的にどう思われるか考えないのか。トランプ氏にいいように利用されている」と述べ、日本のイメージダウンにつながるとの懸念を示した。 
 朝日新聞「社説」2019年2月19日付け「平和賞推薦 対米追随が過ぎないか」から、安倍政権は会談後も、北朝鮮の脅威は変わらないとして、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入を進め、アメリカ製戦闘機F35計105機の追加購入を決めた。国内で危機感をあおりながら、トランプ氏には緊張がなくなったと感謝するのは、ご都合主義過ぎる。一貫しているのは、トランプ氏の歓心を買うかのような姿勢だ。ノーベル平和賞の推薦まで持ち出すとは驚く。国際社会の目にどう映るだろうか。09年に平和賞を受けたオバマアメリカ大統領は、「核なき世界」に向けた決意を示し、世界に理想の力を再認識させた。それに対しトランプ氏は、偏狭な「アメリカ第1」主義に走り、地球温暖化防止のためのパリ協定など、国際協調の枠組みに次々と背を向け、核軍拡に踏み出そうとしている。とても平和賞に値するとは思えない。トランプ氏よると、首相は「日本を代表し、敬意を込めて推薦した」と伝えたという。ならば、国民に堂々と説明すべきだ。それもできないのに、あたかも日本の総意のように振る舞うのはやめてもらいたい。019.JPG

 国民も驚いて言いますが、世界の反応はどうでしょうか。評価している人が多いとは思えないでしょう。トランプ氏の言動を考えると平和賞受賞に相応しいと思っている人が多いとは思われません。首相は、トランプ氏については「北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に向けて果断に対応している。拉致問題の解決にも積極的に協力していただいている」と指摘。「リーダーシップを私は高く評価している」と強調したようですが、日本の国民がどれだけ同じような感想を持つ人がいるのでしょうか。アメリカに追従し過ぎているように思う人が少なくないのではないでしょうか。日本はアメリカとだけ付き合っていればいいのでしょうか。まわりの国々と仲良く付き合うことが大事なのではないでしょうか。遠くの親戚より近くの知人、友人と関係づくりを強めて平和に過ごすことが求められるのではないでしょうか。日本を代表して総意として推薦したというのであれば、国民に対して経緯などを丁寧に理解してもらうことができるようにわかりやすく説明する必要があるのではないでしょうか。それが国民の代表の務めなのではないでしょうか。018.JPG
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