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疎外感を持つ人たちにもやさしい社会にすべきでは[2018年08月27日(Mon)]
 朝日新聞7月7日付け「オウムとは・・・そしていま」から、社会から外れてしまったと感じたり、つらい出来事に遭遇して悩んだりしたとき、人はつながりを求め、ぬくもりを得たい。ネット社会では、昔よりはるかに簡単にそれを満たす場所を見つけられます。例えば過激な差別思想のグループを見つけ、より過激な意見を言ってみたら、「その通りだ」と承認される。その喜びがいずれ、信念や思想になっていく。疎外された人が、今こうした考えを形成する回路は以前よりも容易く得られるようになっているのではないでしょうか。「正義化悪か」「味方か敵か」という二分論が強まり、悪や敵とみなされた者を社会から排除する動きが噴出したのです。006.JPG

 オウム事件はなぜ起きたのでしょうか。優秀な若者たちがどうしてオウム事件に関わってしまったのでしょうか。遠い過去のことのように思われるかもしれませんが、真相を解明しなければまたいつどんな事件が起きるかわからないのではないでしょうか。日本という国の問題として真相を解明せず責任も明確にしないで前に進んで行ってしまうという大きな問題を抱えているのではないでしょうか。また、社会の中で疎外されて取り残されてしまっている人たちが多くなってきているのではないでしょうか。要するに息苦しく言いたいことも言えず住み難い社会になってきているのかもしれません。そのような状況に陥っていることに気づいていないことが大変なのかもしれません。SNSの影響も大きいのでしょう。政権をもその傾向がありますが、味方と敵を二分して悪とか敵とされる人たちを排除する社会になってきているのではないでしょうか。真剣に受け止める国民的議論にする必要があるのではないでしょうか。005.JPG
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