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原発の廃炉の厳しい道のりを考え、エネルギーを考え直す必要はないか[2017年06月30日(Fri)]
 朝日新聞5月11日付け記事「古くなった原発廃炉はどう進むの?」から、放射性物質に汚染されていない配管や設備の解体から始める。原子炉やその近くの設備は放射能レベルが高いから、放射能が下がるのを待って取り外す。電力会社は廃炉に約30年、1基あたり約350億円かかると見込んでいるんだ。廃棄物は、放射性のものと、「放射性でない」と扱われるものに分けられる。放射性では、制御棒など放射能レベルが比較的高いものは地下70bより深い場所で10万年管理する。そのほかの放射性廃棄物も放射性レベルに合わせて地下に埋める。一方、建物の鉄筋やコンクリートなど、放射性が国の基準以下で放射性でないと扱われるものはリサイクルする方針だ。7原発9基の廃炉の廃棄物の量は放射性のものが約7万7千d、放射性でないと扱われているものが約20万dと言われる。ところが、放射性のものの処分先は1部を除いて決まってないし、放射性でないと扱われるものがリサイクル品として流通した例がない。ゴミの行き場がない状態なのだ。006.jpg

 原発の廃炉は避けられませんが、どのような手順でどのような道のりをたどっていくのでしょうか。廃炉と放射性物質の処理とは一緒に考えなければならないでしょう。廃炉の費用の問題も重くのしかかってくるでしょう。廃棄物の中には放射性と放射性でないものがあるようですが、放射性のものは近く深い場所に10万年という気の遠くなるような長い期間管理しなければなりません。その場所があるのでしょうか。どの自治体が引き受けてくれるのでしょうか。放射性でないものはリサイクルすると言いますが、今まで実績がないのにそう簡単に実現するのでしょうか。廃棄物というゴミ扱いにされているものの処理の仕方を明確に決めていかなければ、積もり積もっていくだけなのではないでしょうか。原発を推進するということはこれからさらに廃棄物が増えるだけということにならないでしょうか。国民を巻き込んで真剣に考えることが必要なのではないでしょうか。003.jpg
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