朝日新聞の記事から、アメリカの経営学者、マイケル・ポーター氏も最近、社会的な課題解決こそがビジネスチャンスを生むと言う。大切なのは、社会が求める価値と会社が実現する価値とを同じ方向に向けることだ。

　社会的な課題は、人口減少が進む社会の中で地方ばかりでなく大都市圏にもあります。さまざまな課題を解決に取り組むことがビジネスチャンスにつながる可能性は高いでしょう。優秀な若者たちが高収入を捨てて地方に移住して起業して地域の活性化に努力するようになってきましたが、移住して田舎暮らしを楽しむという発想ではなく、やりがいと求め地域の課題を解決して貢献したいという高い目的があるのでしょう。若い人たちだけの特権ではなく、退職した人たちが得意分野で貢献することも可能性でしょう。地方ばかりでなく大都市圏も高齢化の波は一気に訪れます。空き家、空マンションが急増する可能性が高いでしょう。早めの対策を考え持続可能なビジネスにつなげていく必要があるのではないでしょうか。