最近、シェアハウス、シェアビレッジ、ライドシェアなどシェアという言葉がよく使われるようになってきましたが、知らない人たちが何かが縁でつながり合う社会が求められているのではないでしょうか。人間は1人で生きて行くことはできず、お互いに助け合って生きて行かなければならないと思いますが、それを支えているのがシェア〜、・・・シェアなどということなのでしょうか。

　言葉遊び感覚で使われるものではないでしょうが、1つ屋根の下に老若男女が集い、お互いにできないことを補いながら助け合って一緒に生活すること、茅葺屋根の古民家に縁もゆかりもない人たちが集い話をして、首都圏の喧騒からかけ離れた自然豊かな農山村に宿泊してはじめて出会った人たちと一晩じっくり語り合ったりすることは、有意義で今の日本の社会で求められていることなのではないでしょう。人と人がつながり合い、顔を見ながら語り合い、お互いに手を携えて助け合いという温もりのある人間関係を求める人が増えれば住みやすい社会になるのかもしれません。