敵か味方かと煽(あお)るのではなく、熟議が大事では[2015年07月29日(Wed)]
瞬時に敵か味方かと煽るような政治ではなく、時間をかけて物事をじっくり話し合い考えて決定して行く政治にできないものでしょうか。2者択一の方が人々にはわかりやすいと受け止められるかもしれませんが、反対意見を封じたり、反対すれば敵とみなされてしまえばそれ以上話が前に進みません。多様な考えを持っている人たちがじっくり考え話し合うことで前に進んでいけば、時間はかかっても最大公約数の意見が尊重されるようになるのではないでしょうか。
国の重要案件を数の力で強行採決をして押し切ったり、住民投票で賛否を判断させ結論を引き出す方法ばかりでは、国民、住民の意見が尊重されるでしょうか。過半数という数の驕りが独り歩きするようになれば、少人数が抹殺されることになります。今こそ国の重要な案件をはじめ地域の住民の判断を必要とする政策に関してはじっくり時間をかけて熟議を経て決めていくあり方を模索する必要があるのではないでしょうか。世界では多様な考え方の多様な人材が活躍する社会に進化してきていますが、日本が多様な考え方を尊重する社会にならなければ世界の中で孤立することになってしまうのではないでしょうか。
国の重要案件を数の力で強行採決をして押し切ったり、住民投票で賛否を判断させ結論を引き出す方法ばかりでは、国民、住民の意見が尊重されるでしょうか。過半数という数の驕りが独り歩きするようになれば、少人数が抹殺されることになります。今こそ国の重要な案件をはじめ地域の住民の判断を必要とする政策に関してはじっくり時間をかけて熟議を経て決めていくあり方を模索する必要があるのではないでしょうか。世界では多様な考え方の多様な人材が活躍する社会に進化してきていますが、日本が多様な考え方を尊重する社会にならなければ世界の中で孤立することになってしまうのではないでしょうか。