自分たちのことしか考えられない人々が増えているのでしょうか[2013年10月31日(Thu)]
海の向こうのアメリカでは、オバマ大統領が下院議会共和党の議員の抵抗のために予算が成立できず、政府機関の1部が閉鎖され、外交にも影響を与えることになりました。オバマ大統領は、医療保険制度改革の推進を公約に国民皆保険制度を実施しようと考えていますが、共和党の強硬派を中心に反対して予算の執行ばかりか、世界経済にも影響を与えかねない事態に陥りました。
アメリカでは現在自由診療が基本で、高額な医療のために各自が民間の保険会社と契約していますが、低所得者は保険料の支払いが困難になり、慢性病患者は更新を拒否され医療を受けられないような状態になっています。お金のある人たちには問題がないでしょうが、健康を害しても病院に行くことができない人はそのまま死んでしまえということになりかねません。自分だけよければ、社会的な弱者を切り捨ててよいということでしょうか。弱い人を守るための国民皆保険制度を実現しようとしている大統領の足を引っ張るようなことをしている政治家にアメリカ国民は「ノー」を意思表示できないのでしょうか。日本でも若者からお年寄りまで生活に困っている人たちを見捨てても自分だけよければいいという風潮がないでしょうか。そのような空気が世界中を覆わないように人のためには自分のためという考えが必要なのではないでしょうか。
アメリカでは現在自由診療が基本で、高額な医療のために各自が民間の保険会社と契約していますが、低所得者は保険料の支払いが困難になり、慢性病患者は更新を拒否され医療を受けられないような状態になっています。お金のある人たちには問題がないでしょうが、健康を害しても病院に行くことができない人はそのまま死んでしまえということになりかねません。自分だけよければ、社会的な弱者を切り捨ててよいということでしょうか。弱い人を守るための国民皆保険制度を実現しようとしている大統領の足を引っ張るようなことをしている政治家にアメリカ国民は「ノー」を意思表示できないのでしょうか。日本でも若者からお年寄りまで生活に困っている人たちを見捨てても自分だけよければいいという風潮がないでしょうか。そのような空気が世界中を覆わないように人のためには自分のためという考えが必要なのではないでしょうか。