ニュージーランドの先住民族マオリの女性が、顔の入れ墨を理由に北海道の温泉施設で入浴が拒否されたようですが、菅官房長会が「外国の文化に対して敬意を表して、理解を推し進めることが大事だ」いう通りだと思います。日本だけの判断基準を使っているのでは、海外からの人が訪れても対抗できないのではないでしょうか。世界中に日本とは異なるさまざまな文化が存在します。積極的に異文化理解を進めなければ、グローバル社会を生き抜くことができません。

　日本では入れ墨をしている人たちの入浴が拒否されていることは常識的に受け入れられていますが、今回のケースは、先住民の文化として継承されていることなので、そのことに異議を申し立てて拒否するのは、異文化を理解しようとせずに多少乱暴なやり方ではないでしょうか。海外から奥の人たちが訪れるようになれば、イスラム教の食習慣に対する対応やそれぞれに文化や宗教なども積極的に勉強して許容する姿勢がなければならないと思います。教育段階から異文化理解を推進して、世界中から訪れる人たちを気持ちよくおもてなしすることが大事なのではないでしょうか。