6月23日に白神山地の麓の藤里町の粕毛地区のお寺の墓地のまわりのU字溝の上をゲンジボタルが悠々と飛び始めまているのを確認しました。いつもより大きな満月（スーパームーン）の下で飛び回り、個数が多かったので乱舞しているように観えました。いろいろな場所で飛び回る姿を観ることができるのはホタルが生息するための環境が整っていることを証明しているのでしょう。7月上旬には別の場所でゲンジボタルが木のまわりを乱舞してクリスマスツリー状態になり一見の価値があります。

　都会ではゲンジボタルを観る機会がほとんどなくなってしまったかもしれませんが、きれいな空気ときれいな水が流れている小さな農山村では、使われる農薬の量が少なくなって、ゲンジホタルが復活したのでしょう。山の奥まで入っていけば観ることができるのは当たり前でしょうが、藤里町では県道沿いに車を止めて観ることができるのができるのが特徴だと思います。6月下旬から始まり7月の下旬に横倉の棚田で1か月間のナイトショーが終演を迎えます。一度訪れて自分の目で確かめてください。