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真の豊かさを探す[2013年02月04日(Mon)]
 朝日新聞1月19日付け「真の豊かさとは何か」「自然と人間のかかわりから考えよう」倉本聡:戦時中に育った僕は、当時食べる物がなく小さなサツマイモ一切れの時もありました。でも当時のほうが貧しくても幸せだったように思えますね。最近、「貧幸」という造語をよく使います。「貧しくとも幸せ」という意味なんですが、僕は幸せでない豊かさよりも貧しくても幸せな「貧幸」のほうを選びます。
倉本:いまは大きな岐路に立たされていると思います。これまで通り豊かで便利な経済優先の道を歩むか、それともこれまでの生き方を反省し、現在の便利さを捨てて貧しくとも心豊かだった過去の社会へ戻るか。そのどちらを選ぶか私たちに求められていると思います。
倉本:人間にとって最も大切なのは水と空気でしょう。この水と空気を創っているのが森です。それも森の葉っぱです。葉っぱがなければ生物は生きられません。
倉本:人間が、農薬や化学物質を今後も大量に使い続ければ、アメリカの科学者・レイチェル・カーソンのいう「小鳥が鳴かない『沈黙の春』」が本当にやってくるように思えてなりません。037.JPG

 貧幸という「貧しくとも幸せ」という考えはすばらしいと思います。誰でも豊かで幸せなら、それに越したことはありませんが、格差が拡大して豊かな人はますます豊かに、貧しい人はますます貧しくという社会になりつつあるのでしょうか。富める人の富を少しでも社会的弱者に分配する発想が必要なのではないでしょうか。しかし、大金持ちが幸せかといえば、そうでないこともあります。貧しくとも身の丈に合わせて心豊かな生活を送っている人もいます。1人ひとり価値観が異なるように、何を豊かだと考えるかという指標も異なるので、GDPだけで国民の満足度をはかることができないように、幸福度もはかることは難しいでしょう。退職したら白神山地の麓の農山村の豊かな自然の中でノンビリと自給自足のような生活するのもいいではありませんか。永住しなくとも、春から秋まで好きな時期に好きなだけ滞在するのもいいですよ。一度訪れてみませんか。新しい発見があるかもしれません。036.JPG
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