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孤立しないように一人でも老後を楽しむことができれば[2026年04月02日(Thu)]
 MONEY PLUS2025年9月10日付け「「孤独」は健康にも悪影響?一人でも老後を楽しんでいる人が大切にしていること」から、99歳になる父は、3年前に母を亡くしてから、田舎で一人暮らしを続けています。耳が遠いためテレビの音量は大きめですが、ツッコミを入れながら見ている姿は、まるで誰かと会話しているようです。
大谷選手がホームランを打では「やった! ほら、見てみろ!」、全米オープンゴルフの早朝中継では「おっと、それはダメだな」、藤井聡太名人の将棋には「これはすごい!」と声を上げます。ときには、テレビで野球を見ながら、タブレットで将棋チャンネルを視聴していることもあり、「毎日が忙しい」と本人は言っています。
ただ一日中テレビを見ているわけではありません。朝は散歩に出かけて鳩に餌をあげたり、ラジオ体操をしたり、近所の人との会話を楽しんだり。1日約3000歩を歩くのが日課です。
そして、週2回はヘルパーさんが訪問し、週1回は近所の90歳になる友人と将棋を指しています。誰かが定期的に訪ねてくることで、家の中もある程度整頓され、生活のリズムも保たれています。
父は「孤独」かもしれませんが、社会的なつながりはしっかり持っていると感じます。
私が東京への移住を提案したこともありますが、田舎を離れるつもりはないようです。
母を亡くした後も、父は自分なりの一人暮らしを楽しんでいるようです。もちろん、一人の寂しさはあると思いますが、「孤立していない」という点で、私も安心しています。
「孤立しない」ことの大切さ
国立社会保障・人口問題研究所の「生活と支え合いに関する調査(2022年)」では、日常的なコミュニケーションの頻度について調べています。回答の選択肢は、「毎日」「2〜3日に1回」「4〜7日(1週間)に1回」「2週間に1回」「1か月に1回」「ほとんど話をしない」というものです。 年代別のデータを見ると、80代以降では「毎日会話をしている」人の割合が大きく減り、7割程度になっています。
一人暮らしの高齢者(単独高齢世帯)だけの調査結果では、男性で「毎日会話をしている」人は40.7%、「2〜3日に1回」と答えた人は29.6%です。女性では、「毎日会話をしている」と回答した人が49.6%、「2〜3日に1回」が34.4%となっています。
男性は約30%、女性は約15%の人が、4日以上に1回しかコミュニケーションを取れていないことになります。中には、「2週間に1回以下」と答えた人も男性で2.7%、女性で2.0%おり、もし孤独死が起きた場合に発見が遅れるリスクも懸念されます。
この調査では、「孤独感」を感じるかどうかも尋ねています。年代別では、85歳以上が最も高く、「常に感じる」が5.2%、「ときどき感じる」「たまに感じる」を合わせると52.2%になり、半数以上が孤独を感じていることが明らかになりました。
孤独が健康に与える影響
「孤独」が健康に大きな影響を与えることも、研究から明らかになってきています。米国のブリガム・ヤング大学のジュリアン・ホルト・ランスタッド教授の研究では、社会とのつながりが弱い人は強い人に比べて、早期死亡リスクが50%高いとされています。そして「社会的なつながりの欠如は、1日15本の喫煙に相当する」とも警鐘を鳴らしています。
また、シカゴ大学の心理学者ジョン・カシオポ教授は、極度の孤独は高齢者の早期死亡リスクを14%高める可能性を示しました。孤独を強く感じると睡眠障害、免疫機能低下、高血圧、うつ病などを引き起こすこともわかっています。
大切なのは「つながり」
老後に「孤独」を楽しめる生活が送れれば理想ですが、「孤独感」に押しつぶされてしまう状態は避けたいものです。この「孤独感」は、SNSなどインターネット上でのつながりだけでは解消できません。
本当に必要なのは、家族・趣味仲間・地域のコミュニティといった「リアルなつながり」です。DSC00628.JPG

 一日中テレビを見ているわけではありません。朝は散歩に出かけて鳩に餌をあげたり、ラジオ体操をしたり、近所の人との会話を楽しんだり。1日約3000歩を歩くのが日課です。そして、週2回はヘルパーさんが訪問し、週1回は近所の90歳になる友人と将棋を指しています。誰かが定期的に訪ねてくることで、家の中もある程度整頓され、生活のリズムも保たれています。「孤独」かもしれませんが、社会的なつながりはしっかり持っていると感じます。父は自分なりの一人暮らしを楽しんでいるようです。もちろん、一人の寂しさはあると思いますが、「孤立していない」という点で、私も安心しています。ひとりでも孤立しないでやりたいことをやって生活できればいいですね。男性は約30%、女性は約15%の人が、4日以上に1回しかコミュニケーションを取れていないことになります。中には、「2週間に1回以下」と答えた人も男性で2.7%、女性で2.0%おり、もし孤独死が起きた場合に発見が遅れるリスクも懸念されます。社会とのつながりが弱い人は強い人に比べて、早期死亡リスクが50%高いとされています。そして「社会的なつながりの欠如は、1日15本の喫煙に相当する」極度の孤独は高齢者の早期死亡リスクを14%高める可能性を示しました。孤独を強く感じると睡眠障害、免疫機能低下、高血圧、うつ病などを引き起こすこともわかっています。「孤独感」は、SNSなどインターネット上でのつながりだけでは解消できません。本当に必要なのは、家族・趣味仲間・地域のコミュニティといった「リアルなつながり」です。誰かとつながっていれば一人でも生きることができるかもしれませんが、国はもちろんですが自治体も孤独の問題を放置しないで住民を交えて自分事として真剣に受け止め実践していくことが大事なのではないでしょうか。DSC00627.JPG
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