女性たちが夢をあきらめずに得意なこと、好きなことをやれる社会に[2026年01月17日(Sat)]
信濃毎日新聞デジタル2025年8月9日付け「「子どもは望んでたけど、時間とキャリアがなくなった」夢を諦めかけた母親たち、パン作りを始めて踏み出した一歩 支え合い営む店で見つけた新たな道」から、「少しずつ」…店名に込めた思い
庭の事情で夢を諦めかけた女性たちの店―。長野県長野市三輪に子育て中の母親6人で営むパン店「petit a petit(プチタプチ)」がオープンし、話題となっている。10年前から自宅でパン教室を開いている同市松岡の宮本明子さん(41)が開業。店名はフランス語で「少しずつ」という意味で、「少しずつ自分ができることをやって、夢をかなえる場所にしたい」との思いを込めている。
赤ちゃんをおんぶしたまま開店準備
「ちょっと授乳するね」「はいよ、ドーナツが焼けたら出しておくね」。焼きたてのパンの香りが漂う店内で、宮本さんらが開店準備を進めていく。赤ちゃんをおんぶしたまま働いたり、小学生の子が一緒に出勤して接客のお手伝いをしたり。お互いに無理のない働き方をしている。
子育ての大変さが分かるからカバーし合える
こうじを使ったベーグルや、ふわふわの食感と甘さが特長の「赤ちゃんのおしりパン」などが人気。野菜たっぷりのランチは、みんなで試食しながら考案している。営業中に子どもがぐずると誰かがお散歩に連れて行くことも。宮本さんは「みんな子育ての大変さが分かるから、自然とカバーし合える」と話す。
子育てとの両立、描けず離職
宮本さんは大学卒業後、10年ほど結婚式場のカメラマンとして働いていたが、長男を妊娠したのを機に一線を退いた。好きな仕事だったが、脚立に乗る必要があるなど続けるのは難しかった。出産後しばらくは単発で復帰したが、婚礼は土日に集中することもあり、子育てと両立していく道筋が描けなかった。
たまたま体験したパン作り
「子を望んでいたし、かわいいけれど、自分の時間とキャリアがなくなった喪失感もあった」。たまたまパン作りを体験したのをきっかけに、育児の合間にパンを作るように。
長男は「よく泣き、よく食べ、全然寝ない子」。まとまって寝てくれる早朝の時間帯だけが「自分の時間」で、寝る間を惜しみ、毎日無心でパン生地をこねた。
長男のおやつがきっかけに
長男のおやつにしていた「赤ちゃんのおしりパン」をママ友との集まりに持参し、「おいしい」と喜ばれ、作り方を教えてほしいと頼まれた。これがパン教室のきっかけとなり、今では親子連れを中心に、日曜は1年先まで、平日も半年先まで予約で埋まる人気ぶりだ。
スキルも夢もあるけれど…
一緒に店を始めた5人はもともと教室の生徒たち。調理師や保育士、パン作りや手芸が得意など、スキルも夢もあるけれど、育児や家業の制約があり、一歩踏み出せずにいたといい、「だったら一緒にやろうよ」と声をかけた。
得意なことや好きなことを持ち寄る
「夢を諦め、自信が持てずにいたママたちが得意なことや好きなことを持ち寄って、お客さんに価値を提供できたらいい」と宮本さん。今後も少しずつ事業を広げ、より多くの母親が夢を実現する場にしたいと思い描いている。
10年前から自宅でパン教室を開いている同市松岡の宮本明子さん(41)が開業。店名はフランス語で「少しずつ」という意味で、「少しずつ自分ができることをやって、夢をかなえる場所にしたい」との思いを込めている。「ちょっと授乳するね」「はいよ、ドーナツが焼けたら出しておくね」。焼きたてのパンの香りが漂う店内で、宮本さんらが開店準備を進めていく。赤ちゃんをおんぶしたまま働いたり、小学生の子が一緒に出勤して接客のお手伝いをしたり。お互いに無理のない働き方をしている。自然体でいいですね。営業中に子どもがぐずると誰かがお散歩に連れて行くことも。宮本さんは「みんな子育ての大変さが分かるから、自然とカバーし合える」「子を望んでいたし、かわいいけれど、自分の時間とキャリアがなくなった喪失感もあった」。たまたまパン作りを体験したのをきっかけに、育児の合間にパンを作るように。長男は「よく泣き、よく食べ、全然寝ない子」。まとまって寝てくれる早朝の時間帯だけが「自分の時間」で、寝る間を惜しみ、毎日無心でパン生地をこねた。一緒に店を始めた5人はもともと教室の生徒たち。調理師や保育士、パン作りや手芸が得意など、スキルも夢もあるけれど、育児や家業の制約があり、一歩踏み出せずにいたといい、「だったら一緒にやろうよ」と声をかけた。「夢を諦め、自信が持てずにいたママたちが得意なことや好きなことを持ち寄って、お客さんに価値を提供できたらいい」今後も少しずつ事業を広げ、より多くの母親が夢を実現する場にしたいと思い描いている。
庭の事情で夢を諦めかけた女性たちの店―。長野県長野市三輪に子育て中の母親6人で営むパン店「petit a petit(プチタプチ)」がオープンし、話題となっている。10年前から自宅でパン教室を開いている同市松岡の宮本明子さん(41)が開業。店名はフランス語で「少しずつ」という意味で、「少しずつ自分ができることをやって、夢をかなえる場所にしたい」との思いを込めている。
赤ちゃんをおんぶしたまま開店準備
「ちょっと授乳するね」「はいよ、ドーナツが焼けたら出しておくね」。焼きたてのパンの香りが漂う店内で、宮本さんらが開店準備を進めていく。赤ちゃんをおんぶしたまま働いたり、小学生の子が一緒に出勤して接客のお手伝いをしたり。お互いに無理のない働き方をしている。
子育ての大変さが分かるからカバーし合える
こうじを使ったベーグルや、ふわふわの食感と甘さが特長の「赤ちゃんのおしりパン」などが人気。野菜たっぷりのランチは、みんなで試食しながら考案している。営業中に子どもがぐずると誰かがお散歩に連れて行くことも。宮本さんは「みんな子育ての大変さが分かるから、自然とカバーし合える」と話す。
子育てとの両立、描けず離職
宮本さんは大学卒業後、10年ほど結婚式場のカメラマンとして働いていたが、長男を妊娠したのを機に一線を退いた。好きな仕事だったが、脚立に乗る必要があるなど続けるのは難しかった。出産後しばらくは単発で復帰したが、婚礼は土日に集中することもあり、子育てと両立していく道筋が描けなかった。
たまたま体験したパン作り
「子を望んでいたし、かわいいけれど、自分の時間とキャリアがなくなった喪失感もあった」。たまたまパン作りを体験したのをきっかけに、育児の合間にパンを作るように。
長男は「よく泣き、よく食べ、全然寝ない子」。まとまって寝てくれる早朝の時間帯だけが「自分の時間」で、寝る間を惜しみ、毎日無心でパン生地をこねた。
長男のおやつがきっかけに
長男のおやつにしていた「赤ちゃんのおしりパン」をママ友との集まりに持参し、「おいしい」と喜ばれ、作り方を教えてほしいと頼まれた。これがパン教室のきっかけとなり、今では親子連れを中心に、日曜は1年先まで、平日も半年先まで予約で埋まる人気ぶりだ。
スキルも夢もあるけれど…
一緒に店を始めた5人はもともと教室の生徒たち。調理師や保育士、パン作りや手芸が得意など、スキルも夢もあるけれど、育児や家業の制約があり、一歩踏み出せずにいたといい、「だったら一緒にやろうよ」と声をかけた。
得意なことや好きなことを持ち寄る
「夢を諦め、自信が持てずにいたママたちが得意なことや好きなことを持ち寄って、お客さんに価値を提供できたらいい」と宮本さん。今後も少しずつ事業を広げ、より多くの母親が夢を実現する場にしたいと思い描いている。
10年前から自宅でパン教室を開いている同市松岡の宮本明子さん(41)が開業。店名はフランス語で「少しずつ」という意味で、「少しずつ自分ができることをやって、夢をかなえる場所にしたい」との思いを込めている。「ちょっと授乳するね」「はいよ、ドーナツが焼けたら出しておくね」。焼きたてのパンの香りが漂う店内で、宮本さんらが開店準備を進めていく。赤ちゃんをおんぶしたまま働いたり、小学生の子が一緒に出勤して接客のお手伝いをしたり。お互いに無理のない働き方をしている。自然体でいいですね。営業中に子どもがぐずると誰かがお散歩に連れて行くことも。宮本さんは「みんな子育ての大変さが分かるから、自然とカバーし合える」「子を望んでいたし、かわいいけれど、自分の時間とキャリアがなくなった喪失感もあった」。たまたまパン作りを体験したのをきっかけに、育児の合間にパンを作るように。長男は「よく泣き、よく食べ、全然寝ない子」。まとまって寝てくれる早朝の時間帯だけが「自分の時間」で、寝る間を惜しみ、毎日無心でパン生地をこねた。一緒に店を始めた5人はもともと教室の生徒たち。調理師や保育士、パン作りや手芸が得意など、スキルも夢もあるけれど、育児や家業の制約があり、一歩踏み出せずにいたといい、「だったら一緒にやろうよ」と声をかけた。「夢を諦め、自信が持てずにいたママたちが得意なことや好きなことを持ち寄って、お客さんに価値を提供できたらいい」今後も少しずつ事業を広げ、より多くの母親が夢を実現する場にしたいと思い描いている。



