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アメリカのZ世代で「メンタルヘルスの悪化」を訴えるようになったのか[2025年04月19日(Sat)]
 現代ビジネス2025年2月9日付け「なぜアメリカのZ世代はここへきて「メンタルヘルスの悪化」を訴えるようになったのか…? そこには意外すぎる理由があった」から、問題が多すぎる
 日本でも世界でも、若い人たちの価値観は激変していると言われる。彼ら・彼女らはどんな現実に直面し、なにを考えているのか。
世界がこれから向かう先を示す「最新の価値観の変化」についておしえてくれるのが、竹田ダニエル氏による『世界と私のAtoZ』という本だ。
原著は2022年に刊行、2024年12月に文庫化されている。刊行時にそこで紹介されている「新しい価値観」が読者に衝撃を与えたのはもちろん、文庫化されてからも大きな話題を呼びつづけている。
同書はたとえば、アメリカの若い層ではメンタルヘルスへの関心が高まり、とくにその悪化を訴える人々が数多くいると解説している。『世界と私のAtoZ』の〈第1章 私にとってのセルフケア・セルフラブ〉より一部抜粋する(読みやすさのため、改行などを編集しています)。
日本では言及されることがまだまだ少ないが、アメリカでは「メンタルヘルス(精神面における健康)」がZ世代に甚大な影響を及ぼしているとして、メディアや教育、カルチャー等において非常に重要なテーマとして取り扱われている。
鬱や不安症など、ストレスに由来するメンタルヘルスの悪化を訴えるZ世代が多いのは、環境問題や経済不安、頻繁に発生し続けている銃乱射事件、新型コロナウィルスなど、若い頃からスケールの大きな問題と対峙しなければいけないことから生まれる絶望感が大きな原因の一つとして挙げられる。
しかし、Z世代、そして少し上のミレニアル世代が起こした大きな変化の一つとして、「弱くても良い」という意識をポップカルチャーやメディアを通して普及させたことが挙げられる。
以前はアメリカでも、精神の病に対する社会的なスティグマによって、メンタルヘルスの問題は話題にしづらい風潮があった。でも、徐々に若い世代の意識が変わったことによって、タブー視されていたメンタルヘルスの話題についてオープンに共有しあったり、議論を交わしたりすることで、一人で抱え込む必要性が薄れていったのだ。
だから、セラピーを受けるために自ら受診に出向いたり、専門的知識を用いて精神面の苦しみを治療しようという積極性を、自然と身につけることになった。実際、メンタルヘルスの専門家から治療やセラピーを受けたことがあると報告する割合は、Z世代の37%にのぼる。ミレニアル世代の35%と並び、X世代の26%、ベビーブーマーの22%、高齢者の15%と比較して非常に高くなっている。
私はセラピーやサイコロジーのプロではないが、2019年6月から執筆業を始めたり、インディーズのアーティストたちと密接に制作やコーチングで関わったりするようになり、メンタルヘルスについて率先して学んだり、まずはセルフケアをしていかないと、継続して「誰かを助ける」ことが難しいことをこの数年間を通して実感した。
コロナによる大きな変化の中で、人間関係や経済、社会全体について考えていくうちに「大切なもの」と「非本質的なもの」が浮かび上がってきた。そのことから、資本主義との本質的なズレや世代間の価値観の違いについても多く気付かされたのだ。DSC00426.JPG

 アメリカでは「メンタルヘルス(精神面における健康)」がZ世代に甚大な影響を及ぼしているとして、メディアや教育、カルチャー等において非常に重要なテーマとして取り扱われている。鬱や不安症など、ストレスに由来するメンタルヘルスの悪化を訴えるZ世代が多いのは、環境問題や経済不安、頻繁に発生し続けている銃乱射事件、新型コロナウィルスなど、若い頃からスケールの大きな問題と対峙しなければいけないことから生まれる絶望感が大きな原因の一つとして挙げられる。アメリカ社会の分断、不安定化ということも要因なのでしょうか。それにしても重大な課題であることは間違いないでしょう。以前はアメリカでも、精神の病に対する社会的なスティグマによって、メンタルヘルスの問題は話題にしづらい風潮があった。でも、徐々に若い世代の意識が変わったことによって、タブー視されていたメンタルヘルスの話題についてオープンに共有しあったり、議論を交わしたりすることで、一人で抱え込む必要性が薄れていったのだ。タブー視されていたことが解きほぐされてくることはいいのではないでしょうか。それをどのように解決するかということでしょう。コロナによる大きな変化の中で、人間関係や経済、社会全体について考えていくうちに「大切なもの」と「非本質的なもの」が浮かび上がってきた。そのことから、資本主義との本質的なズレや世代間の価値観の違いについても多く気付かされたのだ。社会に埋もれていた大切なもの、非本質的なものが浮かび上がってくることはいいことでしょう。隠されたり、隠蔽されるよりは見える化できるようになることは明るい兆候かもしれません。DSC00416.JPG
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