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個性を伸ばす公教育へ具体的な議論すべきでしょう[2022年10月25日(Tue)]
 神戸新聞NEXT2022年7月9日付け「学校ってこんなに窮屈だった?忙しい先生、人手不足…個性伸ばせる公教育へ「具体的な議論を」」から、先生も伸び伸び働けないとダメ/兵庫県西宮市の小1女児の母(40)  
「子どもが小学生になり『小1ギャップ』に驚きました。今まで幼稚園や保育園で二十数人のクラスに先生2人で伸びやかに過ごしてきたのが、いきなり45分間も椅子に座り、先生の話を静かに聞かなければいけない。先生もいつも何かに追われて余裕がない。教え方も画一的で、こんなに学校って窮屈でしたっけ?」
女児2人育てる西宮市の女性(40)学校での35人学級導入に期待を寄せつつ、知人の教員が漏らす教員不足や多忙、風通しの悪さに、公教育への不安を感じる。    
「昔、支援学級のアルバイトをしたことがあるんです。少人数で、先生も子どもの個性を尊重し、良いところを伸ばそうとしていた。理想の環境だな、と」  
「うちの子も普通学級だけど、ちょっと集団行動が苦手なんです。担任からは『指示が通っていない』と言われてしまって。でも、家ではそんなことない。本人の思いを聞いて伝えてくれたら、違うと思うのに」  
「特別支援学校・学級がどんどん増えているけど、教室を分ければ、それだけ先生も必要になるし、グレーゾーンの子が取り残されることも多い。それなら少人数で先生も複数いて、障害の有無に関係なく一緒に学べたら、先生も負担が減る。子どももどれだけ伸びるだろう、と思うんです」    
参院選では、ジェンダーや性自認など「多様性」も焦点に。    
「今、関心があるのは性教育。子どもを被害者にしたくないと学び始めたら、男の子の性被害も多くあると知ったんです。女の子より被害を言い出しづらく『弱い自分がいけない』とゆがんだ男らしさにとらわれ、加害者になる人もいる」  
「ネット上にはポルノがはびこっているし、親しい人からの性暴力を言い出せない人も多い。『性や性交を教えるのはタブー』という意識は根強いけれど、そこを破らないと、変わらないんじゃないかな」    
各党は公約に教育分野の「無償化」を掲げる。    
「どんな子も、地域の学校で伸び伸びと育つ環境を作ってほしい。そのためには先生も伸び伸びと働けないとダメですよね。選挙のたびに子育て・教育支援が語られるけど、具体的な議論ってあまり聞こえてこない。それどころか、学校では『みんな違ってみんな良い』と言いながら、夫婦別姓も同性婚も認めない国って、どうなんでしょう?」  
「私たちの体験や想像をはるかに超えて、世界は変わっている。ほしいのは『お金』じゃないんです」RIMG0239.JPG

 教育に投資しない国は滅びてしまう可能性が高いでしょうが、予算額の話しばかりではなく教育のあり方、教育の内容について具体的な話し合い、議論はしているのでしょうか。学校現場では子どもたちは伸び伸びと育っているでしょうか。子どもたちが伸び伸びと自由に学校生活を来ることができなければなりませんが、そのためには教員も伸び伸びと自由に教育できる環境にあるでしょうか。「どんな子も、地域の学校で伸び伸びと育つ環境を作ってほしい。そのためには先生も伸び伸びと働けないとダメですよね。選挙のたびに子育て・教育支援が語られるけど、具体的な議論ってあまり聞こえてこない。それどころか、学校では『みんな違ってみんな良い』と言いながら、夫婦別姓も同性婚も認めない国って、どうなんでしょう?」「私たちの体験や想像をはるかに超えて、世界は変わっている。ほしいのは『お金』じゃないんです」日本の公教育のあり方を国会議員はもちろんですが、国民も議論し合うことが大事でしょう。議論しないで数の力で政策が決まってしまうようなことがあってはならないでしょう。議論するならば時間をかけ過ぎてもいいでしょう。国会議員は1年間通して国会を開催して議論をし尽す覚悟がなければならないでしょう。日本を良くするためには子どもたちの教育が最も必要でしょう。教育を最重要課題にして腰を据えて議論して結論を導き出す努力を重ねてほしいです。政府与党が官僚とつくった政策を数の力で決めてしまうようなやり方では明るいビジョン、展望を描くことはできないでしょう。多様な人たちが意見を出し合って日本にとっての希望の光を見つけることが大事なのでしょう。DSC_5457.jpg
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