真実が明らかになるように多くの国民の理解と支援も求められるのでは[2021年01月25日(Mon)]
時事通信2020年7月15日付け「「改ざんは犯罪、真相明らかに」 「森友」自殺職員妻が法廷で 国賠訴訟第1回弁論」から、学校法人森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題で、自殺した元近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(49)が国と当時財務省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官に計約1億1200万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回弁論が15日、大阪地裁(中尾彰裁判長)であった。
国と佐川氏側は請求棄却を求め争う姿勢を示した。
雅子さんは初めて法廷で意見陳述し、財務省幹部らの指示とされる改ざんについて、「夫は犯罪と受け止め、国民に死んでおわびすることにした。残した手記は国民への謝罪文だと思う。国は自死の真相を知りたい私の思いを裏切り続けてきた」と指摘。その上で「理財局幹部、近畿財務局幹部の人たちも事実をありのままに話してほしい。一番重視しているのは夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにすること」と訴えた。
訴状によると、赤木さんは改ざんを強制され、長時間労働の結果うつ病を発症して、2018年3月に自殺。雅子さんは今年3月、国などを提訴し、改ざんは当時理財局長だった佐川氏の指示だったとする夫の手記を公表した。
これに対し、国側は答弁書で、改ざんは当時の理財局幹部が関与し近畿財務局幹部の判断で協力したことを認めたが、反論は追って書面で行うとした。佐川氏側は、違法に損害を与えた公務員個人は賠償責任を負わず、国が負うので賠償請求は失当だと主張した。
雅子さんは記者会見し、「犯罪を指示していないのであれば『指示していない』と(佐川氏)本人から聞きたい。真面目に答えていないと感じた」と被告側の主張に疑問を投げ掛けた。生前の夫の写真を手元に置き、裁判について「長い闘いになると思うが(夫と)一緒に闘っていきたい。きょうスタート(地点)に立てた」と決意を示した。
1人の人間の命に関することなのに被告側の対応はいかがなのでしょうか。公文書が改ざんされている事実は明らかになっているのに、それを実行したのが自殺に追い込まれた人だけというのであれば、財務省という巨大な組織で公文書の改ざんを行ったのが一人の真面目に仕事をしていた公務員だったということになるのでしょうか。このような事実関係を国民は納得するのでしょうか。雅子さんは初めて法廷で意見陳述し、財務省幹部らの指示とされる改ざんについて、「夫は犯罪と受け止め、国民に死んでおわびすることにした。残した手記は国民への謝罪文だと思う。国は自死の真相を知りたい私の思いを裏切り続けてきた」と指摘。亡くなられたご主人と一緒に生活を送っていて最も諸事情を理解していたと思われる夫人が知っている事実を語っていることをどのように否定するのでしょうか。直接かかわっていた上司や財務省理財局長で訴えられている佐川さんはどのように語るのでしょうか。雅子さんは記者会見し、「犯罪を指示していないのであれば『指示していない』と(佐川氏)本人から聞きたい。真面目に答えていないと感じた」と被告側の主張に疑問を投げ掛けた。生前の夫の写真を手元に置き、裁判について「長い闘いになると思うが(夫と)一緒に闘っていきたい。きょうスタート(地点)に立てた」と決意を示した。一人の公務員の命と正面から向き合う必要があるでしょう。裁判は長い闘いになる可能性が高いでしょうが、真実が明らかになることを望みたいです。国民理解を示し支援している人もいますが、国会議員はどのように対処するのでしょうか。
国と佐川氏側は請求棄却を求め争う姿勢を示した。
雅子さんは初めて法廷で意見陳述し、財務省幹部らの指示とされる改ざんについて、「夫は犯罪と受け止め、国民に死んでおわびすることにした。残した手記は国民への謝罪文だと思う。国は自死の真相を知りたい私の思いを裏切り続けてきた」と指摘。その上で「理財局幹部、近畿財務局幹部の人たちも事実をありのままに話してほしい。一番重視しているのは夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにすること」と訴えた。
訴状によると、赤木さんは改ざんを強制され、長時間労働の結果うつ病を発症して、2018年3月に自殺。雅子さんは今年3月、国などを提訴し、改ざんは当時理財局長だった佐川氏の指示だったとする夫の手記を公表した。
これに対し、国側は答弁書で、改ざんは当時の理財局幹部が関与し近畿財務局幹部の判断で協力したことを認めたが、反論は追って書面で行うとした。佐川氏側は、違法に損害を与えた公務員個人は賠償責任を負わず、国が負うので賠償請求は失当だと主張した。
雅子さんは記者会見し、「犯罪を指示していないのであれば『指示していない』と(佐川氏)本人から聞きたい。真面目に答えていないと感じた」と被告側の主張に疑問を投げ掛けた。生前の夫の写真を手元に置き、裁判について「長い闘いになると思うが(夫と)一緒に闘っていきたい。きょうスタート(地点)に立てた」と決意を示した。
1人の人間の命に関することなのに被告側の対応はいかがなのでしょうか。公文書が改ざんされている事実は明らかになっているのに、それを実行したのが自殺に追い込まれた人だけというのであれば、財務省という巨大な組織で公文書の改ざんを行ったのが一人の真面目に仕事をしていた公務員だったということになるのでしょうか。このような事実関係を国民は納得するのでしょうか。雅子さんは初めて法廷で意見陳述し、財務省幹部らの指示とされる改ざんについて、「夫は犯罪と受け止め、国民に死んでおわびすることにした。残した手記は国民への謝罪文だと思う。国は自死の真相を知りたい私の思いを裏切り続けてきた」と指摘。亡くなられたご主人と一緒に生活を送っていて最も諸事情を理解していたと思われる夫人が知っている事実を語っていることをどのように否定するのでしょうか。直接かかわっていた上司や財務省理財局長で訴えられている佐川さんはどのように語るのでしょうか。雅子さんは記者会見し、「犯罪を指示していないのであれば『指示していない』と(佐川氏)本人から聞きたい。真面目に答えていないと感じた」と被告側の主張に疑問を投げ掛けた。生前の夫の写真を手元に置き、裁判について「長い闘いになると思うが(夫と)一緒に闘っていきたい。きょうスタート(地点)に立てた」と決意を示した。一人の公務員の命と正面から向き合う必要があるでしょう。裁判は長い闘いになる可能性が高いでしょうが、真実が明らかになることを望みたいです。国民理解を示し支援している人もいますが、国会議員はどのように対処するのでしょうか。