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公務員ランナーから飛躍する川内選手に期待を寄せたい[2019年04月21日(Sun)]
 日刊スポーツ2019年3月10日付け「川内優輝「公務員卒業」3秒の悔しさがプロ転向理由」から、<陸上:びわ湖毎日マラソン>10日◇滋賀・大津市皇子山陸上競技場発着(42・195キロ)男子マラソンの川内優輝(32=埼玉県庁)が、小雨の中で公務員ラストマラソンで疾走した。2時間9分20秒の8位で、日本人2位だった。4月のプロ転向を前に、公務員として最後のマラソン。「今回が最後になり、感慨深い。11年から埼玉県庁になって、当時は24歳。今は32歳でずいぶんと年をとったなと思うけど。32歳から再チャレンジ、わくわくする世界が待っている」。新しい世界に飛び出すために、今秋の世界選手権ドーハ大会を目標に掲げ、帽子なしのランニングスタイルで走った。17年世界選手権ロンドン大会。背水の覚悟で日の丸を背負った。序盤に看板に激突して、その後に段差で転倒。20キロすぎで先頭集団から遅れた。しかし終盤に魂の猛追を見せた。鬼の形相で前を追って、2時間12分19秒の9位だった。8位入賞までわずか3秒、足りなかった。ゴール直後は額を地面につけて倒れ込んで、救護室に直行した。「ロンドンの悔しさはプロ転向の理由。代表を辞めるよりも仕事を辞めたい。そっちになりました」世界的にも異質な「公務員ランナー」。毎週、毎週レースに出る独自スタイルも大きな注目を集めた。いつだって、称賛と批判がつきまとった。川内は「『公務員をやりながらで偉い』という人もいれば、『公務員はひまだからできる』という人もいる。民間企業なら社長のひと声で競技優先もあるでしょうが…」。海外レースから早朝に帰国して、勤務先に直行する日々。勤務先が変われば、休日出勤して深夜2時まで引き継ぎを行った。公務員であることにも、日本代表であることにも、全力だった。だがロンドンの3秒差に限界を思い知らされた。「代表プラス公務員のプレッシャーに負けた。板挟みで無理だなと、精神的に厳しかった。公務員だと、最高の調整ができない。若いころのギラギラした『このやろう』という気持ちもなくなってきていた」。32歳でのプロ転向は、すべてを吹っ切るため、そして自分の伸びしろを信じている証しだ。長く親しまれた「公務員ランナー」として、ひと区切りを迎えた。すでに出場権を得ている「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」よりも世界選手権ドーハ大会での代表入りを熱望している。すべてはロンドンでの屈辱を晴らすためだ。「選んだ道を突き進むにはドーハにいきたい」と目標を胸に抱いて、雨を切り裂いて走った。005.JPG

 公務員ランナーとして数多くのマラソン大会に出場してボストンマラソンをはじめ多くの大会で結果を出して来た川内選手が4月からプロに挑戦しますが、32歳という年齢を考えれば厳しい現実が待っているかもしれん。それでもいつも全力で一生懸命走っている姿は多くの人たちに勇気を与えているのではないでしょうか。たとえ前途は洋々ではなく多難であっても川内選手なら前に突き進んでいくのではないでしょうか。実業団や大学生エリートたちと比べて練習環境は恵まれているわけでもないのに走り続けていることはすばらしいのではないでしょうか。世界選手権大会、オリンピックにつながるような活躍を期待してやみません。川内選手のような選手が次から次へと現れてくれば明るくなるのではないでしょうか。002.JPG
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