人間は生きている限りにどのような難局にぶつかるかわかりません[2019年03月22日(Fri)]
日刊スポーツ2019年2月12日付け「競泳女子で来年東京オリンピックの金メダル候補の池江璃花子(18=ルネサンス)が12日、白血病であることを自身のツィッターで告白した」から、「応援してくださる皆様、関係者の皆様へご報告があります。日頃から応援、ご支援を頂きありがとうございます。この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、「白血病」という診断が出ました。私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります。
今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。 池江璃花子」(原文まま)池江は先月18日から約3週間の予定でオーストラリア合宿に出発。今月7日までの予定だったオーストラリア合宿を途中で切り上げて帰国していた。池江は15年世界選手権で中学生として14年ぶりに代表入り。得意は100メートルバタフライで、自己ベストは56秒08。16年リオオリンピック(五輪)決勝進出を果たした。昨夏のパンパシフィック選手権で主要国際大会初優勝。ジャカルタ・アジア大会では日本勢最多6冠で、女子初の大会MVPに選出された。現在、個人種目12個とリレー種目9個、計21種目の日本記録を保持している。なお、白血病は医学の進歩もあり、復帰したスポーツ選手もいる。昨年11月にはJ2新潟のDF早川史哉(24)が約2年ぶりに復帰。02年にはプロ野球オリックスの岩下修一投手が1年のブランクを乗り越えて復帰している。
スポーツ報知2019年2月12日付け「渡辺謙、白血病公表の池江璃花子へメッセージ「前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい」」から、1989年に急性骨髄性白血病を患った俳優の渡辺謙(59)は同日ツイッターを更新し、池江に向けてエールを送った。渡辺は「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」とつづった。池江はこの日「この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました。私自身、いまだに信じられず、混乱している状況です」と告白。「ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」とし、「今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」と呼びかけた。
池江さんは白血病であることを公表しました。勇気あることだと思いますが、本人はこれから病を克服する強い決意を持っているからではないでしょうか。人間は生きている限りいろいろな難局に直面する可能性はあるわけですが、池江さんのように絶好調に近い状態にある水泳選手がこのような状況に陥ってしまうこともあるのだと実感しました。白血病は血液のがんですが、しっかり治療すれば完治する可能性が高くなってきています。今は治療に専念して何年かかるかわかりませんが、完治を目指すことになるでしょう。まわりの人たちは池江さんとご家族のことを考え最新医療技術を信じて見守っていることが大事なのではないでしょうか。池江さんに限らず誰でもいつでもがんや難病になる可能性はあります。そのような事態になった際に強い意志を持って生命力を信じて前向きに生きていく必要があるのでしょう。今回の池江さんの白血病に関心が集まることで献血や骨髄バンクの登録が増えることは望ましいことではないでしょうか。輸血を必要とする人たちにとって献血に協力してくれる人が増えることで1人でも貴重な命が救われるかもしれません。お互い様という気持ちで助け合うことができれば住み易い社会になるのではないでしょうか。
今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。 池江璃花子」(原文まま)池江は先月18日から約3週間の予定でオーストラリア合宿に出発。今月7日までの予定だったオーストラリア合宿を途中で切り上げて帰国していた。池江は15年世界選手権で中学生として14年ぶりに代表入り。得意は100メートルバタフライで、自己ベストは56秒08。16年リオオリンピック(五輪)決勝進出を果たした。昨夏のパンパシフィック選手権で主要国際大会初優勝。ジャカルタ・アジア大会では日本勢最多6冠で、女子初の大会MVPに選出された。現在、個人種目12個とリレー種目9個、計21種目の日本記録を保持している。なお、白血病は医学の進歩もあり、復帰したスポーツ選手もいる。昨年11月にはJ2新潟のDF早川史哉(24)が約2年ぶりに復帰。02年にはプロ野球オリックスの岩下修一投手が1年のブランクを乗り越えて復帰している。
スポーツ報知2019年2月12日付け「渡辺謙、白血病公表の池江璃花子へメッセージ「前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい」」から、1989年に急性骨髄性白血病を患った俳優の渡辺謙(59)は同日ツイッターを更新し、池江に向けてエールを送った。渡辺は「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」とつづった。池江はこの日「この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました。私自身、いまだに信じられず、混乱している状況です」と告白。「ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」とし、「今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」と呼びかけた。
池江さんは白血病であることを公表しました。勇気あることだと思いますが、本人はこれから病を克服する強い決意を持っているからではないでしょうか。人間は生きている限りいろいろな難局に直面する可能性はあるわけですが、池江さんのように絶好調に近い状態にある水泳選手がこのような状況に陥ってしまうこともあるのだと実感しました。白血病は血液のがんですが、しっかり治療すれば完治する可能性が高くなってきています。今は治療に専念して何年かかるかわかりませんが、完治を目指すことになるでしょう。まわりの人たちは池江さんとご家族のことを考え最新医療技術を信じて見守っていることが大事なのではないでしょうか。池江さんに限らず誰でもいつでもがんや難病になる可能性はあります。そのような事態になった際に強い意志を持って生命力を信じて前向きに生きていく必要があるのでしょう。今回の池江さんの白血病に関心が集まることで献血や骨髄バンクの登録が増えることは望ましいことではないでしょうか。輸血を必要とする人たちにとって献血に協力してくれる人が増えることで1人でも貴重な命が救われるかもしれません。お互い様という気持ちで助け合うことができれば住み易い社会になるのではないでしょうか。